■職人や専門家の出現■~秋序だった取引の始まり~

おはようございます。

未明の川崎の朝
東の空がピンクがかってきました。

今日は一日晴れの様です。

金曜日です、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

ドラッカーは、
灌漑の行き届いた都市が初めて、
誰の目にも明らかな常設の機関である
政府というものをを作り上げたとした。


そして、社会的階級が初めて発達したのもこの都市で、
そこでは都市全体が糧にする農産物を作ることに専念する
農民が必要となり、
さらにこの農民を守るための兵士や、
知識を持った統治階級というものも必要になった、
と続ける。


一九世紀末になるまでずっと、
農民、兵士、統治者という三つの”社会的階級”は、
社会を形成する基盤だと考えられていたが、
一方で、灌漑の行き届いた都市が建設されるにつれて
労働の専門化が進んだ結果、
陶器職人、職工、金属工等の職人や
筆記者、法律家、裁判官、医者等の専門家が出現してきたとする。



「そうして都市が余剰の生産物を生み出すようになり、

 それによって都市で初めて、

 秋序だった取引が始まったのです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1960年代)




















































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