■知識を手入し、整理し、公的活用する■~相当な知識が必要とされた~

おはようございます。

快晴の川崎の朝、
気持ちの良い青空が広がってます。


土曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、
職人や専門家が出現したことにより、
都市が余剰の生産物を生み出すようになり、
初めて秋序だった取引が始まった、
とした。


そして、これをきっかけに商人だけでなく、
貨幣や信用貸しが生まれ、
さらにはその都市の枠を超えて、
他の地域からやって来た商人に対して、
身分保証や活動の自由、
そして正義を担保する法律が作られた、
と続ける。


こうして、灌漑の行き届いた都市が
初めて知識を手に入れ、それを整理し、
公的に活用したが、それは、
次のふたつの理由からだとする。





「ひとつ目は、

 命に関わる水の供給を安定させることを目的にした

 土木工学的な複雑な仕事を完成させるだけでなく、

 それを維持するためには、

 相当な知識が必要だったからです。

 ふたつ目の理由は、何年にも、

 そして何百マイルにもおよぶ

 複雑な経済的取引業務を管理する必要に迫られ、

 暦にしたがって取引が行なわれている以上、

 天文学のデータが欠かせなかったからです。」

~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1960年代)




















































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