■第一次大戦の最大の罪■~リーダーとなるべき人たち~

 おはようございます。


青空の所々に

薄い雲がかかる川崎の空です。


これから段々雲が増え、

にわか雨の可能性もあります、

お気を付けください。


月曜日、今週もよろしくお願いします。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




トラウン伯爵は、

自身が意識を失って

入院している最中に戦争が始まり、

仲間が大勢死んでいった

とした。



そして、

ドラッカーにはまだ

よくわからないかもしれないが、

あの戦争の最大の罪は、

ヨーロッパを台無しにしたことではなく、

台無しにされたヨーロッパを救うべき人たち、

リーダーとなるべき人たちを

全部殺してしまったことなんだ、

と続ける。



伯爵が通ったイギリスの

パブリック・スクールでは、

同級生が48人いたが、

生き残っているのは18人しかおらず、

あとはフランダースなど戦場の墓に眠っている、

とする。





「君のお母さんの姉さんである


 グレタ伯母さんの連れ合いの、


 ハンス伯父さんには、


 兄弟が三人いた。


 そう言っては何だが、


 三人ともハンス伯父さんよりずっと


 優秀な人たちだった。」


~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」

(Ⅰ 失われた世界 5章トラウン伯爵と舞台女優マリア・ミュラーの物語)

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