■「神話を大切にしよう」■~経験の象徴的な表現~
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おはようございます。 快晴の川崎の朝、 未明の冷え込みも 明るい陽射しが気温を 上げているようですね。 行楽日和の一日になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 神話のおかげで私たちは 背筋を伸ばして歩けるのだ、 とした。 そして、神話は、人の理性を、 その人の内外にある わけのわからないものに対する 正体不明の恐怖から 解放してくれるものなのだ、 と続ける。 ドラッカーは 「神話を大切にしよう」と言っているが、 その理由を、神話というものは 非常に現実的・本質的で、 説得力のあるものだからだとする。 神話があらゆる社会的習慣や 制度の基盤であるだけに、 それが本物の神話であり、 本当に理解されることが とても重要になるのだ。 ドラッカーがこんな話をするのは、 ウソの神話や間違って理解されている神話こそ、 堕落しきった最も破壊的なしろものだからだが、 どうして神話が真実になったり ウソになったりするのだろうか、 という疑問がわいてくる。 「こうした哲学的あるいは倫理的なことばで 経験をウソだ、真実だと言うのは、 明らかに矛盾する行為ではないでしょうか。 けれども、神話はただの経験ではありません。 それは経験の象徴的な表現です。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1940年代)