■第8章 イノベーションの機会(14)■~イノベーションの七つの機会~
おはようございます。 快晴の高知、 今朝の冷え込みは緩いようです。 日中もあまり暖かくならないようです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと企業家精神』 ドラッカーは、 イノベーションの機会は、 計画や対象とする 膨大な総体ではなく、 現場に近くにある 逸脱したものの中に見出される、 とした。 そして、 イノベーションの機会は七つあるが、 これらはそれぞれが、 異なる性格を持つため、 異なる分析が必要となる、 とする。 それらは、 予期せぬことの生起、 ギャップ、ニーズの存在、 産業構造・人口構造の変化・認識の変化、 新しい知識の出現、 である。 「第一が予期せぬことの生起である。 予期せぬ成功、予期せぬ失敗、予期せぬ出来事である。 第二がギャップである。 現実にあるものと、かくあるべきものとのギャップである。 第三がニーズの存在である。 第四が産業構造の変化である。 第五が人口構造の変化である。 第六が認識の変化、すなはちものの見方、感じ方、考え方の変化である。 第七が新しい知識の出現である。」 (『変革の哲学』 第8章 イノベーションの機会)