■なすべきことは、資源よりも多い■~活動の優先順位を決める~
ドラッカーは、公的機関が”成功”するための条件について、 自らに課すべき、六つの規律があるとする。 第三規律【活動の優先順位を決める】 第二の規律で、明確で、実現可能な目標を定めた。 次はその目標を達成するために行う活動についての規律。 そもそも公的機関に限らず、あらゆる組織にとって、やるべき活動は そこにある資源、つまり、人、時間、コストなどより多い。 なので、優先すべきものとそうでないものを見極めることが必要となる。 そうすることによって、まずなにをやる必要があるのか、 それはどこまでやれば成果をあげたと言えるのか、 さら誰の責任でいつまでに行うのかを定めることができる。 やるべきことは沢山ある。 しかし今使える時間、メンバ、能力、財政等ではやれることには 限界がある。 だから、優先順位を決めなければ、結局いずれも未達成 なにも出来なかった、、ってなっちゃうんでしょう。 「なすべきことは、利用しうる資源よりも多く残る。 機会は実現のための手段よりも多い。 したがって、優先順位を決定しなければ何事もなしえない。」 ~P.F.ドラッカー「創造する経営者」