■産業革命における鉄道の役割■~革命の導火線であり、象徴~
おはようございます。 快晴の川崎の朝。 今日も夏日、金曜日だけに ビールが一層美味いでしょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 新技術が新産業を生んでいくとした。 そして、蒸気機関が、 産業革命の導火線であったように、 IT革命における導火線が コンピュー夕だとする。 IT革命の進行は速く、 インパクトは大きい。 しかし、産業革命も、 ほとんど同じ速さで進行し、 同じ大きさのインパクトを与えた。 産業革命は、18世紀から19世紀にかけて、 重要な工業製品や 繊維生産の製造プロセスを機械化した。 ムーアの法則によれば、マイクロチップは、 一年半で半値になる。 しかし、産業革命においてもこの法則は通用する。 綿繊維の価格は、 18世紀初めから50年で90%安くなり、 生産量は、イギリスだけで 150倍に増えた。 「今日IT革命は、 産業革命における1820年代の段階にある。 ジェームズ・ワットの蒸気機関が、 初めて産業用として綿紡績に使われた 1785年から約40年後の段階にある。 IT革命において、産業革命における 蒸気機関に相当するものがコンピュー夕だった。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (付章 eコマースが意味するもの)