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■変化を歓迎する気風■~常に攻撃的でなければならない。~

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おはようございます。 昨日は快晴でしたが、今朝の川崎は曇り気味です。 寒さもあとひと息ですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、多くの企業が、古い製品に、時間と、エネルギーと、 人材という貴重な資源を浪費していると指摘した。 いかに成功率が低くても、イノベーションに挑戦するほうが、 過去にしがみついているよりもはるかにリスクは小さい。 イノベーションを行うには、変化を恐れず、 変化を歓迎する気風が必要で、 そのためには、あらゆる種類の人事配慮、褒賞、支援を 実行しなければならないとする。 ドラッカーは、イノベーションを体系として見ていたが、 多くの人が、イノベーションの機会は何らかのひらめきによって 偶然に見つかるものと錯覚している。 機会は、あらゆるものを体系的に精査することによって 見つけるべきものである。 そのためにも組織は、身を守るという姿勢ではなく、 常に攻撃的でなければならない。 それを可能にするものは、外へ向けた鋭敏な触覚であり、 内なる能力と外なる機会を結びつける 体系的なプロセスである。 「ドラッカーは、イノベーションを体系として見ていた。  ピアノを弾くことと同じように、学び、身につけることのできるものとして見ていた。  イノベーションを行うには、はじめに、顧客に新たな価値を提供するための機会を  体系的に見つけなければならない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)

■最高の人材を担当させているか?■~死体を腐らせないこと~

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おはようございます。 朝から抜けるような青空の川崎です。 今日は3月11日あの震災から、3年。 あの日の思いを、改めて心に刻み込みたいと思う。 忘れてはならない、復旧復興は終わっていない。 風化どころではない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、過去の廃棄ができなければ、 余分な体重のように何の役にも立だないうえに、 心臓と脳に負担をかけるといった。 さらに”死体を腐らせないことほど面倒で難しいことはない” という古い諺に準え、多くの企業が、古い製品を腐らせまいと、 時間と、エネルギーと、人材という貴重な資源を浪費していると指摘する。 昔からの製品は、今日も売上げをもたらすため、 腐りかけた死体であることに気づかない。 煮えていることに気付かない”ゆでガエル”である。 そこに最高の人材をアサインしてしまう。 これこそ貴重な資源の間違った使い方である。 「死体を腐らせないことほど面倒で難しいことはないという古い諺がある」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)

■多角化の促進要因■~税金制度と市場の評価~

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おはようございます。 3月11日、東日本大震災発生から丸2年経った。 TVでの中継に驚愕したことが昨日のことのようだ。 綿々として築き上げられた沢山の生活が、 なんの抗いもできずに津波に流され、人の非力さを痛感した。 悲しみや思い出は色あせる、忘却は人の強みである。 しかし、いまだ多くの被災者の現実は過酷で、傷は癒えていない。 この日を期に、改めて心に刻み込みたいと思う。 この思いを忘れてはならない。 原発を含め復旧復興はまだまだこれからなのだ。 風化どころではない。 ---------------- ”多角化”の、5つの外的要因。 ◆国の経済規模 ◆市場の論理 ◆技術 ◆税金徴収制度 ◆新市場の出現 4点目、5点目 ◆税金徴収制度 企業が上げた利益は、いわゆる事業税として徴収される。 投資家にとっても、投資してあげた利益には課税される。 したがって、投資家にとっても企業にとっても、余った資本を還元せず、 それを使って多角化したほうが得ということになる。 ◆新市場の出現 多角化によって生まれる企業や事業は、投資対象としてもまた、 そこで働くこととなる人材にとっても歓迎されることとなる。 「大衆市場としての資本市場であり、  大衆市場としての人材市場である。  この二つの新しい大衆市場が  多角化を高く評価する。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)     

■ エネルギーとビジョンを創造する ■ ~復興へのビジョン、エネルギーに変換~

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震災発生直後から、ツイッタ―などでの情報発信、莫大な義援金支出、エネルギー財団設立等々公私両面から積極的に復旧・復興に取り組んでいるソフトバンク孫正義社長が昨日菅首相と会談した。 孫さんは首相の浜岡全面停止を大英断と評価した上で、今後のエネルギー政策について提言、意見交換等を行ったとのこと。 今我が国の復興プロジェクトには前例がなく、文字どおり国民全体の安全に及ぶ重たい課題が山積している。 そしてその課題解決に当たっては、迅速な意思決定と有効な活動が必要となる。 そのためには国家レベルで全ての英知と力を結集し、復興へのビジョン、エネルギーに変換することが求められる。 学際、業際を問わず各界オピニオンリーダがこのプロジェクトに積極的に参加することが必須。 政治制約の中で遅延するこのプロジェクトの弱点を、孫さんをはじめとした民間リーダの持つ強みでカバーして欲しいと願います。 ---------------------------- ドラッカーは、真のリーダーシップとは、 賢さに支えられるものではなく、 一貫性に支えられるものであるとする。 そしてさらに続ける。。。 「真のリーダーは、人間のエネルギーとビジョンを創造することが 自らの役割であることを知っている。」 ~P.F.ドラッカー「未来企業」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット

■ 復旧から復興 ~ 市場を震源とせよ ■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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被災者の方々から”復旧から復興”という声が聞こえ始めた。 決して被災者の生活が大きく改善されたわけではない中での声だ。 東北人の”粘り強さ”はよく言われる。 しかし、”粘り強く耐える”だけではない。 そこには”元に戻す”ということを乗り越える勢い、 ”さらに伸ばす”という力強さがある。 苦難のなか、生き延びるために頑張らざるを得ない方々の姿に 学ばなければならないところが沢山あります。 ----------------------- イノベーションは、企業や組織の収益が第一義の目的ではなく、 市場の声を源にして生み出されるもので、その結果が社会生活に 役立つものでなければならないんですね。 「イノベーションはつまるところ、 経済や社会を変えなければならない。 それは、消費者、教師、農家、眼科手術医の行動に 変化をもたらさなければならない。 イノベーションは、市場にあって、市場に集中し、 市場を震源としなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「変革の哲学」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット