■最高の人材を担当させているか?■~死体を腐らせないこと~


おはようございます。

朝から抜けるような青空の川崎です。
今日は3月11日あの震災から、3年。

あの日の思いを、改めて心に刻み込みたいと思う。
忘れてはならない、復旧復興は終わっていない。

風化どころではない。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

ドラッカーは、過去の廃棄ができなければ、
余分な体重のように何の役にも立だないうえに、
心臓と脳に負担をかけるといった。

さらに”死体を腐らせないことほど面倒で難しいことはない”
という古い諺に準え、多くの企業が、古い製品を腐らせまいと、
時間と、エネルギーと、人材という貴重な資源を浪費していると指摘する。

昔からの製品は、今日も売上げをもたらすため、
腐りかけた死体であることに気づかない。
煮えていることに気付かない”ゆでガエル”である。

そこに最高の人材をアサインしてしまう。
これこそ貴重な資源の間違った使い方である。


「死体を腐らせないことほど面倒で難しいことはないという古い諺がある」

~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』
  (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)





















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