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■成功するイノベーションの条件■~勤勉さと持続性、それに献身が必要~

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おはようございます。 青空が広がる川崎の朝、 日中は5月並の気温になるとのこと。 桜も一気に開きそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、イノベーションを成功させるために、 なすべきでないことについて述べた。 次に、成功するイノベーションの条件を 三つ示す。 これらの条件は、 いずれも当たり前のことでありながら、 しばしば無視される。 第一に、イノベーションは 集中しななければならないということ。 イノベーションを行うには 知識が必要であり、 創造性を必要とすることも多い。 これらについて、 卓越した能力をもつ人たちもいるが、 同時に異なる分野でいくつも イノベーションを行うことはほとんどない。 イノベーションには、 他の仕事と同じように才能や素地が 必要であるが、 あくまでも意識的かつ 集中的な仕事である。 そのため、勤勉さと持続性、 それに献身を必要とする。 これらがなければ、 いかなる知識も創造性も才能も無駄となる。   「あの恐るべき才能をもっていたエジソンさえ、  電気の分野でしか働かなかった。  金融のイノベーションに優れたニューヨークのシティバンクが、  小売業や医療についてイノベーションを行おうとすることはありえない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識  6章 イノベーションの原理と方法)

■イノベーションの方法論■~切実に変化を望む文化~

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おはようございます。 昨日は風の強い荒れた一日でしたが、 今日は幾分回復模様。 夜桜には上着一枚の準備を。 明日から新年度。 様々なリニューアルが行われるが、 変化を変化として捉えられなければ、 それをチャンスには変えられない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ いかに技術力や、開発能力が優秀でも、 体系的なイノベーションの方法論がなくては、 企業としての成果に結びつけることはできない。 市場がグローバルになった現在、 切実に変化を望むという企業文化が不可欠である。 第3章の要約は次のとおりである。 ①静かな革命がイノベーションの取組をドラスティクに変えた。 廃棄は頻繁に、なおかつその対象は製品だけではなく、 事業全体としなければならない。 ②イノベーションのための七つの機会は、 世界中いたるところに転がっている。 ③人材と資金の確保と投入が著しく重要性を増した。 ④組み合わせ自在の世界では、 イノベーションとコラボレーションが不可欠である。 「静かな革命がイノベーションのスケジュールを変えた。  廃棄を頻繁かつ急速に行わなければならない。  対象は製品だけではない。  事業にかかわるあらゆるものが対象となる。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)

■イノベーションは全員の仕事■~イマジネーション・ブレークスルー~

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おはようございます。 昨日は絶好の花見日和でした。 会社の行事、盛り上がりました。 今日は雨、一休みです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ GEは「イマジネーション・ブレークスルー(想像力突破)」という戦略のもと、 プロセス志向から市場志向へと方向を転換し、 顧客とイノベーションを重視し、リスクを恐れない社風を醸成しつつある。 今日のGEでは、変化は機会であり、大急ぎで追求していくべきものとなっている。 ドラッカーは、このGEを作ったトーマス・エジソンと ヴェルナー・フォン・シーメンスこそが、 世界で最初のイノベーターだったという。 「シーメンスは、発電機を手にしたから  電気機関車を発明したのではなく、  電気機関車をイメージしたから発電機を発明したのだ。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)

■GEのイノベーション■~中性子爆弾ジャック~

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おはようございます。 桜の開花速度が早まってる、 急いで花見しなくては。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ GEは雑誌『フォーブズ』の企業ランキングで 1971年以来100位以内をキープしている。 このGEはイノベーションで力を発揮してきたが、 そのイノベーションはドラッカーの教えによるものだった。 ジャック・ウェルチの戦略は、 事業はすべて世界で一位ないし二位でなければならないとし、 そうでない事業は、強化するか、売るか、閉鎖した。 まさしくこの戦略は、ドラッカーの二つの問いから 得られたものだった。 一つは、「もしまだ手がけていなかったとして、 今日その事業を始めるか」であり、 もう一つは、「もしノーであるならば、どうするか」だった。 【CASE] GEジャック・ウェルチはGEの全事業を見直した。 高い成長を見込める事業を買収し、 低い成長しか見込めない事業からは手を引いた。 そのようなウェルチを「彼にはライオンの勇気があった」 とドラッカーは評していた。 「GEの創立者エジソンは、  『私は常に顧客を考えて発明してきた』といった。  電球を発明した者は他にもいたが、  発電機と電線を用意することによって  電力を産業にしたのはエジソンだった。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第3章 イノベーションのために何を廃棄すべきか)

■ 成果を中心に考える ■~インプットではなくアウトプット~

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ドラッカーは、自己実現の第一歩は、仕事を生産的なものにすることにあるとした。 そして、そのためのは、”仕事から生み出す成果”(アウトプット)を中心に 考えなければならないとする。 技術や知識は仕事の道具(インプット)にすぎない、ここから生産性を考えてはならない。 いかなる道具を、いつ何のために使うかは、成果にとって なにが最適であるかから考えなければならない。 ドラッカーは、作業の組み立て、管理手段の設計、道具の仕様など 必要な作業を決めるのは成果であるとし、その例として、エジソンの活動をあげる。 「発明家エジソンは、体系的な方法によって、発明という仕事の生産性をあげた。 彼は常に、欲する製品を定義することから始めた。 次に発明のプロセスをいくつかに分解し、相互関係と順序を明らかにした。 プロセスのなかのキー・ポイントごとに管理手段を設定した。 そして基準を定めた。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット