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■チームワークを可能とする。■~知識組織における当然のニーズ~

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おはようございます。 台風は関東を過ぎ、東北方面に向かっている。 進路にあたる地域の方は、お気を付けください。 昨日は、東大駒場で心理学実験に参加した。 ワーキングメモリーに関する脳の働きの基礎研究で、 位置と形状の記憶場所とキャパシティに関するもの。 短期と長期記憶、コンピューターでいうとメモリとハードデスク。 どのような形で社会の役に立つのだろうか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、貢献に焦点を合わせることによって、 コミュニケーションが成立するとした。 そして次に、横へのコミュニケーション、 すなわちチームワークが可能となるとする。 自分自身の生み出すものを誰が利用することにより、 組織の成果に結びつくのかということを問うことにより、 上司でも部下でもない、他の部門や同僚の人たちの 大切さを浮き彫りにする。 これは、知識を中心とする組織のニーズからして 当然のことである。 知識組織での仕事は、ジグソーパズルのごとく、 多種多様な知識や技能をもつ人たちの組み合わせで 構成されるからだ。 「知識組織においては、成果をあげる仕事は、  多種多様な知識や技能をもつ人たちで構成される  チームによって行われる。  彼らは、フォーマルな組織構造に従ってではなく、  状況の論理や仕事の要求に従って、  自発的に協力して働く。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)

■期待すべきことは何か■~部下たちが貢献すべきことを要求する。~

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おはようございます。 台風19号は間もなく九州上陸、 明後日にかけて日本列島を縦断しそうです。 十分な注意を! 今日は駒場の東京大学で、 心理学実験に参加してきます。 どんなことをするのかな、っていう 単なる興味です。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 貢献を重視できる上司は、 部下に対して貢献すべきことを要求する。 そのために次のことを聞く。 「組織、及び上司である私は、あなたに対しどのような貢献の責任をもつべきか」 「あなたに期待すべきことは何か」 「あなたの知識や能力をもっともよく活用できる道は何か」 その結果、部下は「自分はどのような貢献を期待されるべきか」 を考えるようになり、 上司は、部下の考えるこの貢献について、 その有効性を判断する権限と責任を持つことを知る。 しかし、ドラッカーは、この部下が設定する目標は、 上司が考えているものとは違うことがほとんどだが、 その違いはさして重要ではないとする。 なぜならば、 ”意味あるコミュニケーション、 しかも成果に結びつくコミュニケーションが すでに確立されている。” からである。 「部下は現実を、上司とはまったく違うように見ている。  有能であるほど、   また進んで責任をもとうとするほど、  現実や機会やニーズについての見方が、   上司のそれと違ってくる。  この違いはかなり大きい。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった  3章 貢献を重視する)