投稿

7月, 2026の投稿を表示しています

■第10章 政府の再建 (16)■~テロリズムの脅威~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 今日も一日晴れて猛暑。 熊本被災地の皆さんは、 本人の努力だけでは どうしようもないことも多いでしょうが、 くれぐれもお気を付け下さい。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『新しい現実』 ドラッカーは、 1993年に刊行された「ポスト資本主義社会』では、 炭疽菌爆弾の脅威について警告を発している。 そして遡る1989年に刊行された『新しい現実』では 次のとおり警告している。 「外国政府にせよ、  テロリストにせよ、  エンパイアステートビル宛に小さな小荷物を送り、  リモートコントロールで爆発させたならば、  広島や長崎への原爆投下よりもはるかに大きな被害を、  簡単にニューヨークにもたらすことができる。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (15)■~必要とされる干渉~

イメージ
 おはようございます。 薄曇りの高知の朝です。 段々厳しい陽が射し始めました。 今日も猛暑、 熱中症に十分な警戒を。 熊本地震の被災者の皆さんも 十分お気を付け下さい。 今日は年に一度の胃カメラの日、 ぐっすり熟睡してきます。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『新しい現実』 ドラッカーは、 環境の保護と、 人口が急増する 途上国の産業需要とのバランスを 早急に図らなければならないが、 これらは、 一国で取り組める問題ではないとした。 そして、 海洋の汚染、 地球の温暖化、 オゾン層の破壊など、 人類の生存環境の 汚染や破壊を伴って生産された財について、 国家間の貿易を禁ずることにより、 環境を汚染する行為を 「隔離」することができるとする。 もちろんこれは、 自由貿易に対する干渉として 反対されるだろう。 「その通り、  これは干渉である。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (14)■~一国では取り組めない環境破壊~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 昨日夕方「令和8年熊本地震」が発生、 日が変わって被害状況が明らかになりつつある。 ライフライン壊滅の地域も多い、 猛暑真っ最中、国は早急な支援を。 被害にあわれた方々にはお見舞い申し上げます。 余震が続いてますので引き続き警戒を。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 政府には、 新たな課題が課され、 それらはこれまでとは 異なるかたちの関与を必要とするとした。 そして、 我々にとっての最大の脅威は、 人類のすべてが依拠している 環境の破壊であるとする。 環境とはすなわち、 人類の生息地であり、 大気であり、地球の肺臓とも言うべき 熱帯雨林である。 また、 海洋であり、 水資源であり、 空気であると続ける。 「しかも、環境の保護と、  人口が急増する途上国の  産業需要とのバランスを  早急に図らなければならない。  これらは、一国で取り組める問題ではない。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (13)■~政府の新たな課題~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 今日は一日晴れて猛暑です。 まだ7月先は長い、頑張りましょう。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 政府は、一つひとつの楽器が 得意とするものを 徹底的に考える作曲家、 あるいは指揮者となるとした。 そして、 政府には、 新たな課題が課されているとする。 それらは、 環境の保護であり、 私兵と国際テロの駆逐であり、 軍備管理の実効化であり、 みな、より少ない政府の関与どころか、 より多くの政府の関与を必要とする。 「しかし、  これまでとは異なるかたちの関与を必要とする。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (12)■~政府は作曲家となる~

イメージ
おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 午後から雲が出始め、 雷雨の可能性もあるとのこと、 気を付けましょう。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 巨大ではあるが無能な政府をとるか、 それとも意思決定と実行を分離した 強力な政府をとるかという 選択の問題に直面しているとした。 そして、 政府は、意思決定者、 ビジョン・メーカー、 政治的機関となり、 いかにして政治的な目的を、 諸々の組織にとって 魅力あるものに組み立てるかに 頭を使うとする。 言い換えれば、 政府は、一つひとつの楽器が 得意とするものを 徹底的に考える作曲家、 あるいは指揮者となる。 「こうして我々は、  フレンチホルン、バイオリン、フルートの特性を  最もよく引き出した作曲家や指揮者を称賛するように、  多元社会における自律的な組織の能力を  最もよく引き出す政府を称賛するようになる。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (11)■~無能な政府か強力な政府か~

イメージ
 おはようございます。 薄曇りの高知の朝、 蒸し暑さはいくらか和らいでますが、 これから晴れて猛暑です。 昼過ぎには少し雲が出て、 にわか雨があるかも。 中部地方では連日の酷暑日、 気を付けて下さい、 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 再民間化の目的は、 政府の力を弱めることではなく、 病気で力をなくした政府に、 能力と力を回復させることであるとした。 そして、 我々は国家の消滅に直面しているのではなく、 それどころか、 活力ある政府を必要としているのだとする。 「我々は、  巨大ではあるが無能な政府をとるか、  それとも意思決定と方向づけに専念し、  実行を他の組織に委ねるがゆえに  強力な政府をとるかという  選択の問題に直面している。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (10)■~再民間化が政府を活性化する~

イメージ
 おはようございます。 朝から快晴の高知です。 今日も猛暑、 熱中症に十分警戒しましょう。 土曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 政府における分権化とは、 実施、活動、成果という実行にかかわる部分は、 政府以外の組織が行なうという原則のことであり、 この原則は、再民間化と呼ぶことができるとした。 そして、 その再民間化とは、 政府の力を弱めることではないと続ける。 「再民間化の目的は、  病気で力をなくした政府に、  能力と力を回復させることである。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (9)■~再民間化という原則~

イメージ
おはようございます。 今朝も厳しい陽射しの高知です。 日中も一日晴れて猛暑、 東日本では酷暑連発、 まだましか。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 アメリカの企業の経営陣は、 トップの機関すなわち意思決定者を、 実行から分離させなければならないことを学び、 これを分権化と呼んだ、 とした。 そして、 政府における分権化とは、 地方政府が実行の任に当たる 連邦制のことではなく、 実施、活動、成果という 実行にかかわる部分は、 政府以外の組織が行なう という原則のことであり、 この原則は、 再民間化と呼ぶことができると続ける。 そして、 この再民間化という言葉は、 民営化と同義であり、 「断絶の時代」発行の一年後、 イギリスの保守党が ドラッカーの提案であることを明記したうえで、 政策綱領に織り込み、 これを公約としたサッチャーが政権をとり、 世界の民営化の流れが始まったとする。 「19世紀に家族という  原初的な社会的機関から  政府にまかされるようになった仕事の数々を、  非政府の諸々の組織に委ねなければならない。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (8)■~意思決定者を実行から分離させる~

イメージ
 おはようございます。 朝からお日さんがギラギラしています。 今日は大暑。 猛暑は当たり前なんで対策しましょう。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 統治と実行を両立させようとすれば、 統治の能力が麻痺すると、 とした。 そして、 企業はこれまでの30年間、 今日の政府が直面している問題、 すなわち統治と実行の両立の問題に 取り組んできたと続ける。 その結果、 アメリカの企業の経営陣は、 この両者を分離し、 とくにトップの機関 すなわち意思決定者を、 実行から分離させなければならないことを 学んだとする。 「さもなければ、  意思決定はされず、  実行もされない。  企業では、これを分権化と呼んだ。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (7)■~統治と実行は両立できない~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽が射す快晴の高知です。 今日も晴れっぱなし、 猛暑の一日になりそうです。 ”危険な暑さ”、 熱中症対策に心がけましょう。 アルコールは水分じゃないですが、 休肝日明けの水曜日、 今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 政府の仕事は、 統治することである、 とした。 しかし、 統治と実行を両立させようとすれば、 統治の能力が麻痺するとする。 そして、 意思決定のための機関は、 実行に焦点を合わせていないため、 貧弱な実行しかできないとする。 「体制がそうなっていない。  そもそも関心が薄い。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (6)■~政府の仕事は統治すること~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 蒸し暑いです。 今日はこのまま一日晴れ通し、 猛暑です。 日向は避けましょう。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 我々は、 組織社会における中核の組織として、 政府を必要とする、 とした。 そして政府の仕事は、 意味ある正しい意思決定を 行なうことであると続ける。 さらに、 それは社会のエネルギーを 結集させることであり、 問題を浮かび上がらせることであり、 選択を提示することであるとする。 「換言するならば、  統治することである。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (5)■~組織社会に求められる政府の役割~

イメージ
 おはようございます。 薄明かりの射す高知の朝です。 今日も猛暑に迫るあつさ、 日向は避けましょ。 今日は海の日でお休み、 眠い朝を迎えた方も多いでしょう。 FIFAワールドカップ26、 スペイン勝利で終了。 メッシ残念だったね。 月曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 政府が行う、 政策、組織、活動のすべてを、 恒久のものではなく、 期間のかぎられた臨時のものとして スタートさせなければならない、 とした。 そして我々は、 組織社会における中核の組織として、 政府を必要とするのだとする。 さらに、 共通の意思とビジョンを体現し、 それぞれの組織をして、 共通の理念と価値観のもとに、 社会と市民に対し 最高の貢献を行なわせるための 機関が必要なのだと続ける。 同時に、 国際的な交流・活動の舞台である 国際場裏において、 国家主権を犠牲にできるだけの 強力な政府を必要とする。 「グローバル社会と  グローバル経済のための  グローバルな機関を手にするためには、  国家主権の犠牲さえ必要となる。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (4)■~自動的な廃棄システムを組み込む~

イメージ
 おはようございます。 昨晩は予報外の雨が降りました。 今朝はいくらか名残がありますが、 降ってはないです。 今は、 日差しが無い分いくらか涼しい朝ですが、 これから晴れて真夏日になります。 熱中症に十分警戒しましょう。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 政府再建に必要なものは常に、 廃棄、集中、分析の三つである、 とした。 そして我々は、 政府に自動的な廃棄システムを 組み込まなければならないとする。 政策、組織、活動のすべてを、 恒久のものではなく、 期間の限られた臨時のものとして スタートさせなければならない。 「更新のための特別の措置がないかぎり、  5年ないし10年で終結させなければならない。  約束した成果をあげなければ、  更新してはならない。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (3)■~政府の再建に必要なもの~

イメージ
 おはようございます。 薄曇りの高知の朝、 蒸し暑いです。 一日曇りでも真夏日、 熱中症に十分警戒しましょう。 先月から準備を進めてきたNPO「想結び」、 今日キックオフミーティング。 やはり覚悟が必要ですね。 土曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 最近の歴史的大転換とも言うべき変化は、 政府の政策や機関もまた、 神ではなく人がつくるものであり、 陳腐化することが認識されたことである、 とした。 そして、 政府再建に必要なものは常に、 廃棄、集中、分析の三つであるとする。 「機能していないもの、  機能しなかったもの、  有益性や貢献能力を失ったものを  廃棄することである。  機能するもの、成果を生み出すもの、  組織の能力を高めるものに集中することである。  半ば成功し、半ば失敗したものを分析することである。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (2)■~政府の政策や機関も陳腐化する~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 昼過ぎからは雲が出そうですが、 蒸し暑さは変わらず。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『イノベーションと起業家精神』 ドラッカーは、 政府は成果をあげる能力を 取り戻さなければならない。 政府を再建しなければならないとした。 そして、 かつて政府や制度は神聖で 不変と信じられていたが、 今や「人が作った道具であり、時代遅れになる」 と認識されるようになり、 「絶対視から脱却し、時代に合わせて変革する」 という意識の芽生えこそが、 歴史的な大転換だとする。 「最近の歴史的大転換とも言うべき変化は、  政府の政策や機関もまた、  神ではなく人がつくるものであり、  陳腐化することが認識されたことである。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第10章 政府の再建 (1)■~成果をあげる能力~

イメージ
 おはようございます。 朝から真夏の暑さの高知です。 昼頃には猛暑に突入、 熱中症に十分警戒しましょう。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 今日から「第10章 政府の再建」。 この章でドラッカーは、 肥大化しすぎて機能不全に陥った 現代政府の再建の必要性を説く。 大戦後、政府は何でもこなすメガステイトとなったが、 結果として成果を出せず、 財政を膨張させるだけの存在になった。 ドラッカーは、 政府は「自ら行う」のではなく、 方針を決める「舵取り」に 専念すべきだと主張し、 実際の社会的なサービスの実行は、 民間やNPOなどの自律的な組織へと 分権・委譲していく「政府の再建」の 必要性を説く。 「政府は成果をあげる能力を  取り戻さなければならない。  政府を再建しなければならない。」 (『歴史の哲学』 第10章 政府の再建 )

■第9章 国家の巨大化 (14)■~約束を信じることはできない~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、まぶしい陽射しで、 昨日の暑さを引きづったままの暑さです。 今日は昼頃から曇りそうですが、 気温は下がらないようです。 こまめな水分補給に心がけましょう。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 たとえ無意識ではあっても、 我々は政府が無料でサービスしてくれ、 その費用は誰かが 負担してくれると思っていた、 とした。 そして、 我々は依然として、 社会的な課題を政府にまかせている、 と続ける。 政府は、 相も変わらず、 失敗したプログラムを 手直ししている。 「そのあげく、  プログラム自体に悪いところはなく、  手続きを変えるか、  行政の質を高めれば、  事態を改善できるとしている。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (13)■~政府が無料でサービスしてくれる~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、すでに厳しい陽射しです。 今日も一日晴れて猛暑、 できるならば屋内にいたいです。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 ケインズ的福祉国家の理論が正しければ、 国家が金で困るはずはなかった、 とした。 そして、 政府への幻滅の原因は何か、 と問う。 我々が求めたのは奇跡だったが、 奇跡を求めれば、 得られるものは幻滅である。 「たとえ無意識ではあっても、  我々は政府が無料でサービスしてくれると信じた。  そのための費用は、  誰かが負担してくれると思った。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (12)■~ケインズ的福祉国家の間違い~

イメージ
 おはようございます。 ところどころに雲が広がってますが、 合間から段々強い陽が射し始めてます。 昨夜からの暑さが残る高知の朝です。 昨日梅雨明けが発表され、 本格的な夏入り、 今日は猛暑予報です。 熱中症に十分警戒しましょう。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『未来への決断』 ドラッカーは、 政府への幻滅こそ、 今日の最も深刻な断絶であり、 我々の世代と、 我々以前の世代の歴然たる違いをここに見る、 とした。 そして、 ケインズ的福祉国家の理論が正しければ、 国家が金で困るはずはなかったと続ける。 歳出が経済を刺激し、 資本形成と税収は急上昇したはずだった。 「そのうえ、  瞬く間に巨額の財政黒字が実現したはずだった。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (11)■~今日の最も深刻な断絶~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、すでに厳しい陽が射します。 今日も一日晴れて、真夏日。 まもなく、四国地方も梅雨明け宣言するんでしょうね。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 1890年代から1960年代までの70年間、 先進国の人間は、 政府に催眠術をかけられ、 政府を愛し、 その能力と善意には限りがないと信じた、 とした。 そしてその後、 政府に対する幻滅は、 国境を越え、 イデオロギーを越えたと続ける。 民主主義社会と同じように、 共産主義社会でも深まった。 「政府への幻滅こそ、  今日の最も深刻な断絶である。  我々の世代と、  我々以前の世代の歴然たる違いをここに見る。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (10)■~政府が万能とされた時代~

イメージ
 おはようございます。 明るい陽射しの高知の朝です。 これからさらに晴れて真夏日、 熱中症に気を付けましょう。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『断絶の時代』 ドラッカーは、 国民の金で票を買うことは、 市民性の概念の否定であり、 事実すでにそのように見られている、 とした。 そして、 1890年代から1960年代までの70年間、 とくに先進国の人間は、 政府に催眠術をかけられていたとする。 「政府を愛し、  その能力と善意には限りがないと信じた。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (9)■~市民性の概念の否定~

イメージ
 おはようございます。 朝から厳しい陽射しの高知です。 少し雲が出る時間もありそうですが、 真夏日です。 熱中症に気を付けましょう。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 予算編成が歳出からスタートするならば、 徴税に節度がなくなり、 歳出は、政治家が票を買うための手段となる、 とした。 そして、 民主国家は、 公選された国民の代表が、 その第一の仕事として、 貪欲な政府から選挙民を 守ってくれるとの 確信があって機能するのだとする。 したがって、 ばらまき国家は自由社会の基盤を浸食する。 「国民の金で票を買うことは、  市民性の概念の否定である。  事実すでにそのように見られている。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (8)■~ばらまき国家となった国家~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、曇り空の合間からところどころに 陽が射しています。 昼過ぎには晴れ間も覗きますが、 概ね曇りの一日になりそうです。 気温は真夏日に迫りそうです。 暑熱順化を意識しましょう。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 政府は金の力によって、 政治家の思い描くままに 社会を形成しようとする、 とした。 そして、 最悪の事態として、 国家はばらまき国家となったとする。 予算編成が歳出からスタートするならば、 徴税に節度がなくなる。 「歳出は、   政治家が票を買うための手段となる。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (7)■~市民社会の主人となった政府~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、どんよりした曇り空、 今日は一日ムシムシした天気になりそうです。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 第一次大戦後、 さらには第二次大戦後、 予算編成はイエスを言うプロセスを 意味するようになった、 とした。 そして、歳入に限界はないとする考えのもとでは、 政府が市民社会の主人になり、 市民社会の形態を定めるとする。 そして何よりも、 徴税と歳出を利用することによって、 所得の再分配を試みる。 そして、、 「金の力によって、  政治家の思い描くままに  社会を形成しようとする。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (6)■~大戦後の予算編成~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、どんよりした曇り空です。 今日は一日曇り空、 蒸し暑い一日になりそうです。 織姫と彦星、万全の天気ではないけど まぁまぁ大丈夫でしょう。 火曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 歳入に限界があるとするかぎり、 政府は極度の制約のもとに活動する、 とする。 そして、この制約のゆえに、 政府は経済的な機関とも 社会的な機関ともなりえないと続ける。 かつては国の予算は、 支出を『抑える(ノー)』ためのものだったが、 戦後は『お金をあげる(イエス)』ためのものに 変わってしまったとする。 「しかし第一次大戦後、  さらには第二次大戦後、  予算編成はイエスを言うプロセスを  意味するようになった。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (5)■~国民から搾り取れる限度~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、どんよりした曇り空です。 これから昼頃には雨、 断続的に降りそうです。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−   ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 1960年には、 あらゆる先進国において、 あらゆる社会問題と、 あらゆる社会的課題について、 政府こそ最も適切な実行者であるということが、 当然の原則とされるようになった、 とした。 そして第一次大戦前までは、 いかなる政府も、 わずかしか国民から取りあげることが できなかったと続ける。 それは、 国民所得の5パーセントから 6パーセントが上限だった。 「ところが第一次大戦中、  最も貧しい交戦国さえ、  いくらでも国民から搾り取れることを知った。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (4)■~社会的課題の実行者となった政府~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、どんよりした曇り空です。 これからまた雨が降り始め、 一日続きそうです。 日曜日、良い休日をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 第二次大戦後、 最初の大規模な社会政策が、 イギリスの国民健康保険制度で、 この制度のもとにおいて、 病院と病院における診療行為 が政府の手に渡り、 病院に働く者は政府職員となり、 政府自らが病院を経営するようになった、 とした。 そして政府は、 たんなる規則制定者、 促進者、保険者、支給者ではなくなり、 自ら実行者や経営者となったと続ける。 「1960年には、  あらゆる先進国において、  あらゆる社会問題と、  あらゆる社会的課題について、  政府こそ最も適切な実行者であるということが、  当然の原則とされるようになった。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

【地域伴走プログラム「想結び(実践ラボ)」参加者募集!】 NPO想結び

イメージ
「地域課題を解決する熱意や面白いアイデアはあるのに、タスクが整理できず立ち止まっている…」 「イベントの計画がいつも計画倒れになってしまう…」 そんなもどかしさを感じていませんか? NPO想結びでは、マーケティングや計画立案(WBS)の手法を用いて、 ローカルプレイヤーの「強い想い」を形にする伴走支援を提供しています。  私たちのモットーは「伴走するが、代行しない」。 単に作業を肩代わりするのではなく、あなたが自立してプロジェクトを進められる「一歩目の計画」を一緒に作り上げます。 本気で自ら動く覚悟のある方、まずは専用サイトのアンケートからあなたの想いをお聞かせください!  ■アンケート・詳細: https://sites.google.com/view/omomusubi-labo/

■第9章 国家の巨大化 (3)■~政府の役割を変えた保険制度~

イメージ
 おはようございます。 小雨の降る高知の朝です。 今日はこのまま雨が続き、 蒸し暑い一日になりそうです。 土曜日、良い週末をお過ごし下さい。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 それまで政府は、 政治的な機関とされていたが、 ビスマルクの思想が、 政府を社会的な機関に 変えていったとした。 そして第二次大戦の直後、 政府の役割を単なる 保険者や支給者以上のものにした 最初の大規模な社会政策が、 イギリスの国民健康保険制度だったとする。 やがて、この保険制度のもとにおいて、 病院と病院における診療行為が 政府の手に渡った。 「病院に働く者は政府職員となり、  政府自らが病院を経営するようになった。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (2)■~大国家への小さな一歩~

イメージ
おはようございます。 朝からまぶしい陽が射す高知です。 しかし梅雨真っただ中、 これから雲が出てきて、 日付が変わったら雨が降ってきそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 ドラッカーは、 大国家への最初の小さな一歩が、 1880年代における ビスマルクによる 福祉国家の発明だったとする。 そしてその目的は、 急速に水かさを増しつつあった 社会主義の潮流と闘うことに あったと続ける。 福祉国家が、 階級闘争の危険に対する対策だった。 「それまで政府は政治的な機関とされていた。  しかしビスマルクの思想が、  やがて政府を社会的な機関に変えていった。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■第9章 国家の巨大化 (1)■~自由な社会における問題解決~

イメージ
 おはようございます。 高知の朝、本格的な雨です。 この雨ももうすぐ上がり、 昼間は晴れて真夏日、 暑い一日になりそうです。 木曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『ポスト資本主義社会』 今日から「第9章 国家の巨大化」。 ドラッカーはこの章で、 かつて万能の存在として 巨大化した近代社会の国家が、 現代において本来の機能を 果たせなくなっていると指摘する。 そしてもはや一つの国家が すべての社会的課題を 解決することは不可能であり、 社会の主役は個別の目的を持つ 多様な組織(多元的社会)へと 移行していると論ずる。 つまり、 国家の役割は自らすべてを統治することではなく、 これら多元的な組織を巻き込みながら、 政治のあり方そのものを 変容させていくことにあると説く。 「国民国家は、植民地帝国と超国家が   猛威をふるった数世紀において   唯一の政治的現実であり続けた。   その国民国家が、   この100年の間に、   全能の大国家へと変異した。」 (『歴史の哲学』 第9章 国家の巨大化 )

■NPO「想結び」の設立の想い■

イメージ
 ■NPO「想結び」の設立の想い■ P.F.ドラッカーは、NPO(非営利組織)を単なる「慈善団体」ではなく、 「人間の変革(成果)を目的とする経営組織」であり、 「社会の絆と人間の尊厳を回復させる機関」 と位置づけ現代社会を支える不可欠なセクターとした。 高知という課題先進県にUターンして5年。私はこの地で、単に「ソリューションやプランニングが足りない」というレベルを遥かに超えた、深い「欠損感」を感じ通しでした。 新しい挑戦を阻む閉鎖的で保守的な空気、前例がないと最初から諦めてしまう風土――。若い人たちが学校を出ても戻ってこない現実。 しかし、その冷めた空気の底には、本当は「地域を良くしたい」と願う一人ひとりの、行き場のない熱意が必ず眠っています。   熱意があっても、具体的な道すじが見えないために挫折し、諦めていく。この保守的な循環を放置することは、地域の未来を放棄することと同じです。   一人ひとりの内なる憤りと熱意を、社会を変える具体的な知恵とコミュニティの力に変え、自立した挑戦へと変容させるために、NPO「想結び」を設立します。   ★NPO「想結び」のミッション(「何のために存在するのか」) 「地域の未来を想う一人ひとりの熱意を、一歩を踏み出すための具体的な知恵とコミュニティの力で、自立した挑戦に変える組織。」 https://sites.google.com/view/omomusubi-kochi/

■第8章 政治の変容 (11)■~自由な社会における問題解決~

イメージ
 おはようございます。 小雨模様の高知の朝、 涼しくていいです。 今日から7月、 半年が過ぎたんですね。 後半戦も頑張りましょう。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~『産業人の未来』 ドラッカーは、 人が知り理解することができるのは、 年月をかけた今日ここにある 現実の社会であり、 人は、理想の社会ではなく現実の社会と政治を、 自らの社会的行動、 政治的行動の基盤としなければならない、 とした。 そして我々は、 どこに最終的な問題解決への道があるかを 知らないという前提で スタートしなければならないとする。 したがって、 不統一、多様性、妥協、矛盾を 受け入れなければならない。 「我々は、一つのことだけは知っている。  計画屋の絶対主義的二者択一からもたらされるものは、  専制しかないという事実である。」 (『歴史の哲学』 第8章 政治の変容 )