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■仕事とは総合的なもの■~”遊びになどなってはならない。”~

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働く者とその集団には、仕事の仕方を検討し、成果の量や質に対する責任がある。 ドラッカーは、それは厳しい要求だが、満たすことのできる要求であるとする。 実際に働く者が、高い目標を設定し、目標以上の成果をあげていくのは、 仕事が遊びになるからではない。 つまり、独創性や心理的な要因に基づく動機づけだけが原因ではない。 ”遊びになどなってはならない。” 自らや作業者集団の職務の設計に責任を持たせることが成功するのは、 彼らが唯一の専門家である分野において、彼らの知識と経験が生かされるからである。 「仕事を生産的なものにするうえで独創性に期待することは夢想である。  必要なものは、実際に働く者の知識と技術である。  彼らこそ唯一の専門家である。  仕事とは総合的なものである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第3章 仕事と人間 13 責任と保障)

■ 働きがいのための3条件 ■~独創性ではなく生産性~

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組織に働く人たちに、責任を持たせるべき仕事は”やりがいのある仕事” でなければならないとした。 そして、”やりがいのある仕事”にするためには ①生産的な仕事、②フィードバック情報、③継続学習の 3っつの条件が不可欠とする。 「①生産的な仕事」とはなにか。 働く人が成果を出せるために、 ”仕事を分析し、必要な活動を組み立て”、 そして”その活動が有効になるような管理の仕組みを作る” とともに、”そのために必要な道具や情報を明確にした”仕事を指す。 つまり、働く人が力を発揮しやすい”仕事”を作ってこそ 責任を持たせることができるんですね。 「仕事を分析せず、プロセスを総合せず、管理手段と基準を検討せず、 道具や情報を設計せずに、仕事に責任を持たせようとしても無駄である。 このことは、独創性のスローガンには反する。 人は束縛から解放されれば、専門家よりも優れた生産的な答えを出すとの考えは昔からある。 18世紀のルソーの前からある。だが、その正しさを支持する証拠はない。 独創性といえども、基礎的な道具があって初めて力を発揮する。 われわれの知るかぎり、正しい仕事の構成は直観的に知りうる代物ではない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット