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■トップマネジメントの多元的役割■~成功と存続に致命的に重要な意味~

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トップマネジメントの役割は、多元的である。 従ってその実行のためには、様々な能力や性格が必要となる。 ドラッカーは、トップマネジメントの役割として、次の6項目を示す。 【事業の目的を考える。】 【基準を作り、組織全体の規範を定める。】 【組織をつくりあげ、それを維持する。】 【外部組織等等との渉外活動を行う。】 【各種行事等の儀礼的活動を行う。】 【著しく悪化した問題に取り組む。】 これらのトップマネジメントの役割はあらゆる組織に不可欠であるが、 マネジメントの具体的な仕事は組織によって異なる。 個々の組織には、それぞれに固有の使命や目的があるので、 それに適合するマネジメントの仕事が必要になるんですね。 「問題は、トップマネジメントとは何かではない。  『組織の成功と存続に致命的に重要な意味を持ち、  かつトップマネジメントだけが行いうる仕事は何か』である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 37 トップマネジメントの役割)