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■担当分野の責任者■~最終的な決定権~

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おはようございます。 冷え込む川崎の朝。 PM2.5の影響が、日一日と身近に迫ってきている。 中国は春節が明け、工場が再稼働開始し、車も始動する。 日本も成長期には同様の問題を起こし克服した経験を持つ。 その経験を通し、優れた環境技術を持っている。 中国は原因を認め、世界レベルで対策を急がなくてはならない。 -------------------------- トップマネジメントがチームとして機能するには、いくつかの厳しい条件がある。 ◆担当分野の最終決定権を持つ。 ◆担当以外の分野について意思決定を行わない。 トップマネジメントチームのそれぞれのメンバーは、自らに割り振られた担当分野に関する責任者である。 したがって、各メンバーはその分野に関する最終的な決定権を持たなければならない。 そして、同時に各メンバーは、他のメンバーの責任分野について意思決定を行ってはならない。 そういった問題が発生した場合には、ただちに担当のメンバーに回さなければならない。 各メンバーは、自ら責任を持たない分野で意思決定をしてはならない。 責任を持たない意思決定は無責任でしかない。 「トップマネジメントのメンバーは、  自らの担当以外の分野について  意思決定を行ってはならない。  ただちに担当のメンバーに  回さなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)     

■仲のよさだけではうまく機能しない。■~チームは単純ではない。~

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おはようございます。 快晴、冬空の川崎の朝。 母親を、実の娘が焼死させるという事件が発生した。 親は、自分より先に子供が死んでしまうことは耐えられない苦痛である。 親が死に、子供が死に孫が死ぬ、これが自然の摂理である。 だが、実の娘にその死を迫られた母親は本意であるはずがない。 絶対的な絶望感、回避できない無念感をも持ったであろう。 二人の関係、娘の心の中には、想像を絶する闇の世界が広がっているのだろう。 -------------------------- ドラッカーは、トップマネジメントは、チームで行うべき仕事である。 そして、トップマネジメントとしての責任を負う者は、 トップマネジメント以外の仕事をしてはならないとした。 さらに、チームとして機能するには、いくつかの厳しい条件があるとする。 ◆担当分野の最終決定権を持つ。 ◆担当以外の分野について意思決定を行わない。 ◆メンバー同士が仲良くする必要はない。 ◆全体の危機に際して、一貫して責任を持つキャプテンが不可欠である。 ◆トップマネジメントチーム内で検討しなければならない意思決定がある。。 ◆自立性は、自らの考えと行動を周知徹底させているときにのみ許される。 「トップマネジメントがチームとして機能するには、  いくつかの厳しい条件を満たさなければならない。  チームは単純ではない。  仲のよさだけではうまく機能しない。  人間関係に関わりなく、トップマネジメント・チームは  機能しなければならない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)