■技術は分岐する本質を持つ。■~試験管や製図板の上で発生する。~
”多角化”の問題点の、5つの外的要因。 ◆国の経済規模 ◆市場の論理 ◆技術 ◆税金徴収制度 ◆新市場の出現 2点目、3点目 ◆市場の論理 情報、通信、流通の発展により、市場は国家を超えてた。 この典型的なモデルがグローバル企業である。 ◆技術 強みを生かして、ターゲットを定めて製品を開発する際には、 そのために必要な技術が必要となる。 そしてその技術は、他の多様な市場や製品を生み出す技術を さらに生み出していく。 一つの技術がさまざまな技術を生み出し、製品を作り出し、事業を作り出す。 多角化され、やがてコングロマリットを作り上げる。 ドラッカーはこの多角化は、計画して発生するものではないと述べる。 「この多角化は計画したものではない。 実験室の試験管の中や、設計技術者の製図板の上で発生する。 技術が技術を生み、事業の多角化がそれに従う。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 41 多角化のマネジメント)