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■すぺてが逆さまの時代■~世界は複雑怪奇となった。~

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おはようございます。 連休二日目も真っ青な空。 冷えますね。 今日は産業技術大学で開かれるPMBOK勉強会で、 第5版対応の勉強をしてきます。 そろそろPMBOKガイド第5版の日本語版が発売される。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 著作者イーダスハイムの序章 1990年代、企業は、内部を点検し、顧客を調べ、事業を再構築し、 他の企業、他の産業から学べば成長が可能であった。 ところが、いまや事業の内容と方法を変えなければ競争力を失う時代となった。 解決策も一定の方式はなく、複雑怪奇な市場対応に経営者は リスクをとらなければならなくなった。 リスクは膨大だが、何もしないことは、 さらに大きな無為リスクを生み出すこととなる。 「当然の解決策など存在しなくなった。  経営者はリスクをとらなければならなくなった。  しかもリスクは膨大だった。  しかし無為でいることは、さらにリスクを大きくした。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』(序章 何のためのマネジメントか)

■顧客と実践の重視■~永続的かつ実践的~

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おはようございます。 未明の川崎、昨夕からの恵みの雨が断続的に続く。 気温が下がれば、雪に向かうだろう。 東京都知事選の候補者の名前が小出しに出てくる。 後出しじゃんけん、合従連衡などお粗末な側面しか見えてこない。 きちっと政策を示し、有権者はそこを判断するという流れが必要だろう。 そんな中、細川元首相が小泉元首相と連携しながら、 反原発を前面に出し立候補するとの噂もある。 実現すると大きな流れとなるだろう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーたらしめた五つの原則。 ①顧客重視 ドラッカーの最重要原則で、次の言葉で端的に言い表した。 「事業の目的は、顧客の創造であり、顧客への奉仕である」 P&Gは、顧客をボスと位置づけることにし、 顧客中心の戦略、イノベーション、リーダーシップを徹底的に叩き込んだ。 ②実践の重視 ドラッカーは、現実から遊離した理論や計画を衒学として徹底して嫌った。 「計画は、仕事に具体化しなければ意図にすぎない」 戦略は実行しなければ意味がないのだ。 しかしドラッカーは、実行一点張りではなく、”思考と選択”を重視した。 拙速ではだめ、よーく考えて、正しいことを実践しなければならない。 「『成果をあげる行動は熟慮によってもたらされる』といっていた。  ドラッカーの経営論では、思考と行動が相携えている。  彼の思考は永続的かつ実践的だった。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』

■創造性と生産性の解放■~偉大たらしめたもの~

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おはようございます。 未明の川崎、今日は全国的に下り坂の天気予報ですね。 乾燥が続いていたので、お湿りはいいですね。 やしきたかじんさんが亡くなった。 64歳、またまた団塊の世代である。 戦後日本復興をリードし、 健康を顧みずに突っ走った世代だ。 合掌 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 本日から、『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』 (エリザベス・ハース・イーダスハイム著)を紹介していきたい。 まず冒頭に、P&G CEO A・G・ラフリーの言葉から始まる。 ラフリーはドラッカーの著作と一連の会話から、 ドラッカーを偉大たらしめたものが何であるかを知ったとする。 ドラッカーたらしめた五つのこと。 ●顧客重視 ●実践の重視 ●本質をつかむ洞察 ●責任の重視 ●人間重視 「いかにして思考とイノペーション(革新)の自由市場を生み出すか。  いかにして変化をもたらし、変化に対応するか。  いかにして敏捷性と柔軟性を身につけるか。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』 Amazon.co.jp ウィジェット