■内なる世界にいるという現実■~成果は外の世界にある。~
おはようございます。 曇り空の川崎の朝。 北海道石狩地方に大雨特別警報が出された。 お気を付けください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者を取り巻く4つの現実。 その4 組織の内なる世界にいるという現実 誰もが自分の属する組織の内部を、 直接的な現実として見る。 外の世界で何が起こっているかは、 直接には知りえない。 しかも外の世界の現実は、 組織の中の基準によって咀嚼され、 抽象化されたフィルターを通して知らされる。 組織の中に成果は存在しない。 すべての成果は外の世界にある。 組織の中に生ずるものは、努力とコストだけであり、 顧客が自社の製品を購入してくれて初めて、 組織としての成果があがる。 ”内部には、コストセンターがあるだけである。” 「一定の業績を得るために投入した努力が少ないほど、 よい仕事をしたことになる。 市場が求める自動車や鉄鋼を生産するために、 10万人が必要だということは、 実のところ、エンジニアリング上の未熟を示すにすぎない。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)