■人が価値ありと認めるもの■~見事な設計も廃物にすぎない~
ドラッカーは、経営科学の”公準”には、 企業の持つ5つの事実が含まれなければならない。 その2点目 ◆企業は、価値を生み出す存在 ”企業は、単に物や考えを生み出す存在ではない。” IT企業はITシステムを、医者は医療を、宝石屋は宝石を、 家電メーカーは電気製品を、、作り出しているわけではない。 それらが作り出したものが、顧客や社会に役立ち、そこに 何らかの価値を認められなければならない。 「人が価値ありと認めるものを生み出す存在である。 見事に設計した機械といえども、顧客の役に立たなければ廃物である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (6章 マネジメントの技能 30 経営科学)