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■ 自らの椅子をノコギリで挽く ■ ~変化は新しいリスクを生み出す~

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おはようございます。 昨日は、ポール・マッカートニーのライブ映画 《グッド・イブニング・ニューヨーク・シティ》 を見た。 "Drive My Car"から始まり、 "Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band" でクローズ。 10才代からのなじみの曲のオンパレード、 思わずカラオケ代わりに口ずさみたくなるが、 周りの観客は静かにしているので、残念だった。 感激の3時間半だった。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ イノベーションの始祖、シュンペーターは、 起業家とは、秩序を破壊し解体する者で、 その責務は「創造的破壊」であるとした。 飛行船は、ヘリウムガスが充填されないと航行できないが、 そのヘリウムガスは、引火すると強烈な破壊力を持つ。 そのリスクを前提として、飛行船は悠々と役割を果たす。 事業活動にとって、リスクは取らなければならない 前提条件として考えなければならない。 ドラッカーは次のとおり続ける。 「事業活動とは、変化を起こそうとする経済活動である。 それは、座っている椅子の脚をノコギリで挽くことに似ている。 現在のリスクをさらに危険なものとし、 あるいはまったく新しいリスクを生み出そうとする。」 ~P.F.ドラッカー「現代の経営」

■あらゆるものとのコラボレーション■~恐いものは何もない。~

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おはようございます。 朝から快晴の川崎の朝、暑くなりそう。 今日は、ポール・マッカートニーの 《グッド・イブニング・ニューヨーク・シティ》 ライブ感覚を楽しんできます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識労働者に対しては、 指揮命令ではなく、信頼と支援が重要であるとした。 したがって、企業が組み合わせ自在の世界で 成果をあげるためには、人とその絆を大事にするしかない。 ドラッカーは、いかにこの絆を作り上げ、 維持するのかが、に21世紀における最大の課題であるとする。 そして、それができれば”恐いものは何もない。” 「顧客とイノベーションを結びつけ、  価値を生むためにあらゆるものとコラボレーションし、  人を大事にするならば、  そしてもし、適切な意思決定によって自らの全活動を  有機的に結びつけることができるならば、  恐いものは何もない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■サービス戦略■~人に投資する。~(第5章 企業は人である)

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おはようございます。 今日も五月晴れの川崎。 ウォーキングには最適だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 四つの経営戦略 その2●サービス戦略 知識への投資は少なく、 サービスを実行する人への投資がメインとなる。 【CASE】 サービスマスター社は、建物管理という 顧客企業のバックルーム業務を フロントルームとするメンテナンス会社である。 同社の従業員は38000人で、 他社従業員20万人を管理している。 「サービス戦略の提供する財サービスには、  知識への投資はあまりない。  その分、顧客の期待に応えるために人に投資する。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■四つの経営戦略■~価値の源泉は人と知識にある。~

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おはようございます。 五月晴れの川崎の朝。 ウォーキングには最適だが、 今日は研修。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、経営戦略は、人と知識にどれだけの投資をするかにより、 次の四つの戦略に分類できるとする。 ●知識戦略 ●サービス戦略 ●仲介戦略 ●業務戦略 ●知識戦略 【CASE】 マッキンゼーは人事政策の基本を ”仕事と成長の機会を与え、仲間の一員としての自覚を促すこと” において成果に結び付けている。 継続的な対面指導、挑戦的なコンサルティング経験、 集合学習がマッキンゼーの売り物である。 「マッキンゼーでは物としての生産物は報告書しかない。  クライアントに提供できるものは専門能力だけである。  マッキンゼーの成否は人と知識にかかっている。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■最も得意とする能力は何か?■~フロントルームを規定するもの~

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おはようございます。 雲の中から青空がのぞく川崎の朝です。 週末の天気は問題なさそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 企業のフロントルーム(本業を指す)を規定するものが、 最も得意とする中核的能力である。 したがって、人事戦略の根本は、戦略的な方向転換を可能にしながら、 中核的な能力を強化していくことにある。 もちろんそのためには、人への投資が必要である。 そして、次のことを問わなければならない。   ●中核的な能力において知識はいかなる役割を果たすべきか。   ●顧客にとっての価値において、知識はどれだけのウェイトをもつべきか。   ●中核的な能力の確保のために、人にどれだけ投資をするか。  ”フロントルームの仕事においてこそ、人と知識に投資をしなければならない。” 「問題は、最も得意とする能力は何かである。  企業のフロントルーム、すなわち本業を規定するものが、  それらの能力である。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■企業が衰退する兆しとは?■~無条件の忠誠心などもたない。~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 昨日は夏のような暑さ、今日は一転春の気温。 体調に気をつけましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働がメインの現在、 最高の人材に留まってもらうことほど 重要なことはない。 彼らは、興味ある仕事、意味ある貢献に惹かれる。 そして、高度のスキルをもつ知識労働者は、 転職能力が高く、組織に対する無条件の忠誠心などもたない。 一方の組織は、彼らを尊敬するという文化を 作り出すことしかできない。 人事戦略は、それぞれの企業によって異なる。 重要なことは、顧客価値の提供のための事業戦略と そのためにいかなる能力を伸ばしていくかである。 「企業が衰退する最初の兆しは、  意欲のある有能な人材に訴えるものを失うことである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■他の組織とのコラボレーション■~ 情報の選別と解釈~

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おはようございます。 朝から雨模様の川崎です。 日中は気温が上がりそう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ●他の組織とのコラボレーションにおいて知識を中心に据えているか? コラボレーションには、情報の共有と、 バーチャルなコミュニティ形成が必要であるが、 そのツールとして、インターネットに勝るメディアはない。 ”情報の共有とコミュニティの形成こそが知識の源泉である。”   「本当に重要なのは情報ではない。  情報の選別と解釈である。  しかも一人ひとりの解釈ではなく、  バーチャルなコミュニティの共感である」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■イノベーションのための活動■~知識の変化を点検する。~

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おはようございます。 週末は全国的に五月晴れでしたが、 今日は西から天気が崩れる模様です。 雨具の用意を忘れずに。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ●イノベーションのための活動において知識を中心に据えているか? 知識が直接的に貢献するのは、 イノベーションのための活動においてである。 そして、あらゆる分野で知識の変化を点検していかなければならない。 【CASE】 コーニング社は、学界および他社から一流の研究者を招き、 技術動向についての学術会議を頻繁に開催している。 そして。必ずブレーンストーミングの時間を設けている。 「競争力を維持するためにも、  あらゆる分野で知識の変化を点検していかなければならない。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■価値を大幅に増大させる。■~顧客との関係の中心に据える。~

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おはようございます。 今日も五月晴れの川崎。 ウォーキングには最適だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ●顧客との関係において知識を中心に据えているか? ドラッカーは、知識とは、 まったく新しい価値満足を生み出すめのものであるといった。 知識の利用こそが顧客価値の大幅増大を可能にする。 例えば、原油掘削用ドリルは、単なるドリルの 二倍の価格も高くはないといえるだろう。 顧客との関係における知識の役割の増大は、 いよいよこれからである。 「ドラッカーは、知識とは、すでに行っていることをさらによく行うためではなく、  まったく新しいことを行うためのものであるといった。  今日では、知識の利用が顧客価値を大幅に増大させる。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■知識を中心に据えているか?■~知識こそが企業のすべて~

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おはようございます。 快晴の川崎。 昨日の不安定な天気には驚かされました。 これからの季節、増えてくるんでしょうね。 気をつけましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人にとって、力の源泉は知識である。 しかし、最新知識が、明日には見捨てられ、 事業にとって重要な知識ほど急速に陳腐化する。 急速に現れる新しい知識を解釈し、消化し、 戦略的に適用することができるか否かが企業の存亡に関わる。 ポラロイドカメラで繁栄したポラロイド社は、デジタル化に対応しなかったために倒産した。 同社は陳腐化しつつあるものを棄てられなかったのだ。 これに対しキヤノンの反応は速く未来に投資した。 知識を中心に据えなければならい。 据えているか? ①顧客との関係において知識を中心に据えているか? ②イノベーションのための活動において知識を中心に据えているか? ③他の組織とのコラボレーションにおいて知識を中心に据えているか? ④人材開発において知識を中心に据えているか? 「あらゆる企業が、知識を中心に据えなければならない。  まさに知識こそが企業のすべてである。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■知識は人のなかにある。■~情報とは使いこなすべきもの~

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おはようございます。 快晴の川崎。 しかし午後になると東日本は不安定な天気で、 突風、落雷の可能性もあるとのこと。 気をつけましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬  ドラッカーは、知識は人のなかにあるとし、 その知識をもって働く人を知識労働者と呼んだ。 さらにドラッカーは、情報は知識労働者と知識にインパクトを与えるが、 情報と知識労働者を同一視することはなかった。 あくまでも、知識労働者とは情報を使いこなすべき存在なのだ。 しかし、情報は増加し入手は容易になる現在、 知識の価値も大きく増減する。 「知識とは身につけるべきものであり、  情報とは使いこなすべきものだった。  人にとって、力の源泉は知識である。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■自己目標管理(MBO)とは?■~意志決定プロセスヘの参画~

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おはようございます。 快晴の川崎です。 連休が終わったと思ったら、もう週末ですね。 スイッチオン! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織の構造とプロセスが、 働く人への敬意を反映させるための3つの課題 その③ 【強みを生かす人事によって働く人たちの成長をはかっているか?】 MBOと呼ばれる目標管理は日本でも馴染だが、 ドラッカーが開発したマネジメント手法であることは あまり知られていない。 日本においては、上司からの一方的な目標設定 というニュアンスで捉えられており、 有効な結果はみられていない。 この目標管理、正しくは自己目標管理である。 組織への貢献に責任をもたせるためのプロセスは次のとおり。 ●組織全体と所属する部門の目標を考えながら、  自らが目標とすべきものについて上司と意見を交換する。 ●この意見交換を経て、両者が合意して達成すべき目標となる。 「このプロセスにおいて  働く者と上司とのコミュニケーションがなされ、  意志決定プロセスヘの参画が行われ、  働く者の大幅な能力の向上がはかられる。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■学習と自己開発の機会■~学ぶことはできる。~

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おはようございます。 さぁ連休明け、リスタートですね。 頑張りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織の構造とプロセスが、 働く人への敬意を反映させるための3つの課題 その③ 【強みを生かす人事によって働く人たちの成長をはかっているか?】 働く人たちが成長し、自己実現を図るためには、 学習と自己開発の機会を与えなければならない。 自ら学ぶためには、自立性が必要である。 そしてそのためには、組織の構造をフラットにしておかなければならない。 特にプロジェクトを能力開発の機会とすることが重要である。 ”問題の解決、機能間の調整、影響力の行使、判断力の発揮、トップマネジメントとの接触など、 能力開発の機会が豊富にある。” 「知識組織になるためには学ぶ組織でなければならない。  知識を教えることはできない。  だが学ぶことはできる。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■エネルギーの解放と動員■~均衡と調和ではない。~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 いよいよ大型連休最終日、 クールダウンの一日にしよう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織の構造とプロセスが、 働く人への敬意を反映させるための3つの課題 その②続き 【知識労働者に最大の貢献をさせているか?】 知識労働者には自立性が必要である。 しかし、その自立性が彼らに孤立を招くことがあってはならない。 ”孤立は動機づけを損ない、学習を難しくする。” この孤立防止のためにも、 組織構造をフラットにすることが必要である。 組織構造が間違っていれば成果を あげられないことは明白であるが、 この正しさだけで成果が担保されるわけではない。 組織構築は、単にフラットにすれば良いわけではなく、 成果のあげやすさを目的にしなければならない。 「組織の目的は、均衡と調和ではなく、  人のエネルギーの解放と動員にある。  その目的は、人が成果をあげることにある。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』   (第5章 企業は人である)

■ 組織の目的は均整さではない ■~エネルギーの解放とその動員が目的~

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ドラッカーは、組織構造について、唯一絶対の答えはないとする。 組織に働く人の持つ強みや弱みは千差万別、 その多様性を生かし組織全体として成果を生み出すことが 組織構造には求められるんですね。 「唯一絶対の答えがあるに違いないとの考えは、 捨てなければならない。 組織のなかの人間が成果をあげ、 貢献できるようにする組織構造は、 すべて正しい答えである。 人のエネルギーの解放とその動員が組織の目的であって、 均整さや調和が組織の目的ではない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット