■柔軟性と多様性をあわせもつ■~ソロ演奏家の様に~
おはようございます。 未明の川崎。 昨日の暖かさが残る 寒さ一息の朝です。 明日は行楽日和、 明後日は春一番で荒れ模様の模様。 春が近づきましたね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 情報型組織は、柔軟性と多様性をあわせもつ組織である。 ここでドラッカーは”ソロ演奏家”に例える。 シティバンクは、日本の主要顧客への対応のための 専任上級副頭取をニューヨーク本社に置いた。 この上級副頭取は、日本支店の上司ではなく、 単なるサービススタッフでもなく、 完全にラインの上級マネジメントである。 ”ソロ演奏家であり、 ベートーヴェンのピアノ協奏曲を弾くピアニストである。” 彼と銀行のそれぞれの部門は、 権限ではなく、 演奏すべき楽譜と同様の 共通の情報に基づく 協力関係が築かれている。 このような専門家は、 地位は高いが部下はもたず、 命令系統にも入っていない。 しかし、自らのパートに関わる問題が 発生した場合には、 ただちに超ボス的なピンチヒッターの 役割を果たす。 「情報型組織においては、ありとあらゆる分野において、 ソロの演奏家を置くことができる。 また実際問題として、多くの場合、 そのようなソロ演奏家を置くことが必要不可欠となる。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識 第3章 情報と組織) ~『プロフェッショナルの条件』 (Part4 意思決定のための基礎知識 第3章 情報と組織)