■多数派による無制限の自由■~それは専横~
おはようございます。 朝から雨の川崎です。 なでしこジャパン、オウンゴールとはいえ、 イングランドに初めて勝った。 決勝相手のアメリカには、 前回W杯で初めて勝った。 なにごとも”初めて”から始まる。 なでしこサッカーが 世界標準に通用することの証左、 頑張れ! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、それまで自由とは、 少数派や個人についてのものであったとした。 しかし、現在説かれる新しい自由は、 個々の人間に対する多数派の権利であると続ける。 かつて、ミュンヘン協定は、 ドイツ人住民が過半を占める領土は ドイツが管理することとした。 たとえその地域のチェコ人住民が、 全人口の49.9%を占めていたとしても、 あらゆる権利と自由を奪われることになった。 「だが、多数派による 無制限の自由の行使は自由ではない。 それは専横である。」 ~『イノベーターの条件』 (2章 経済至上主義は人を幸せにするか)