■ヨーロッパへの重要なチャンネル■~ナチスによる追放~
おはようございます。 快晴の川崎の朝、 久しぶりの土日快晴でしたね。 この陽気で人手も多かったようです。 今日から東京を含め蔓防が実施されるが、 やれる人はやれることをやっている、 やれない人間はこれまでもこれからもやらない。 政府の施策に国民はもはや反応しない。 反応しなければ二の手が打てない。 失策だ。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ドイツにおいて 「ベルリナー・ターゲスプラット」 の編集長ヴォルフが育てたシェイファーは、 着任早々アメリカの政界で注目すべきは、 フランクリン・ルーズベルトである との結論に達した、 とした。 そして、彼の記事は、 「ターゲスブラット」を始めとする ヨーロッパの主要紙に加え、 アメリカの主要紙でも掲載された、 と続ける。 彼は、ルーズベルトが 大統領に就任するや、 さらに密着すべく ワシントンに本拠を移し、 ルーズベルトのほうも、 シェイファーとの接触を深めるとともに、 彼をヨーロッパへの重要な チャンネルとみなした、 とする。 「ヴォルフが80歳を迎え、 かつ編集長生活50年となる 1935年に引退するつもりでいることは、 ヨーロッパ中のマスコミが知っていた。 ところが彼は、ユダヤ人だった。 そのため彼は、予定より二年早く、 政権を取ったナチスによって追放された。」 (Ⅱヨーロッパ人々 8章 怪物ヘンシュと小羊シェイファーの運命)