■報酬の意味づけ■~人間の総体としての評価~
おはようございます。 小雨降る川崎の朝、 一日雨の様ですね。 週末はまた暑くなりそうです。 明日は久しぶりに、銀座高知県アンテナショップ ”まるごと高知”でかつおフェアのお手伝い。 好天で賑わいそうです、 お暇な方はお越し下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 組織のなかで働く人々が果たすべき貢献が、 共通の目標に向けられない四つの要因。 4点目 ◆報酬の意味づけ 報酬は、組織にとってはコストであり、 個人にとっては収入である。 そして、それは組織や社会の中での 一人ひとりの位置づけを表し、 高報酬は、組織や社会の中での ステータスを意味することとなる。 また報酬は、組織の中で 個人が生み出した成果だけでなく、 個人を人間の総体として 評価した結果をも表す。 ドラッカーは、報酬について 公式を求めても無駄であるとし、 いかなる報酬も、 さまざまな条件のトレードオフを伴う、 妥協にすぎないとする。 「いかなる報酬にしても、 報酬システムが持っている さまざまな意味合いの妥協にすぎない。 最高のシステムであっても、 一方において組織を強化し、 他方において弱体化する。 一方で正しく方向づけし、 他方でまちがって方向づけする。 正しい行動だけでなく、 まちがった行動を奨励する。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第5章 マネジャー 24 自己管理による目標管理)