■働く者をとりまく組織の現実■~コントロールできない四つの現実~
おはようございます。 小雨の朝、ずいぶんと気温は低く感じます。 全米テニス、錦織が準決勝で世界ランク一位を破った。 9日の決勝、大いに期待したい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織に働く者は、成果をあげることが困難になっているので、 成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、 まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。 回りを取り巻く現実とは? その現実は、自分ではコントロールできないもので、 いずれも組織に組み込まれ、日常の仕事に組み込まれているので、 それらのものと共生するしか選択の余地はない。 そして、それら四つの現実のいずれもが、 仕事の成果をあげ、業績をあげることを妨げようと圧力を加えてくる。 1 時間はすべて他人にとられる。 2 変えるための行動をとらないかぎり、 日常業務に追われ続ける。 3 組織で働いているという現実がある。 4 組織の内なる世界にいるという現実がある。 「組織に働く者の置かれている状況は、 成果をあげることを要求されながら、 成果をあげることがきわめて困難になっている。 まさに、自らが成果をあげられるよう意識して努力しないかぎり、 まわりをとりまく現実が彼らを無価値にする。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (Part2 働くことの意味が変わった 2章 なぜ成果があがらないのか)