■知識の力■~今日世界で起こっていること~
おはようございます。 快晴の川崎の朝です。 インフルエンザが急拡大している。 会社のメンバーの中にも、数人が感染した。 自らの予防にはマスク着用、手洗い、うがいの励行。 そして、風邪気味と思われる人も、マスクを着用し、 クシャミ咳エチケットを守りましょうね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、第二次大戦は、軍事力ではなく アメリカの工業生産力による勝利だとした。 そしていまは、この工業中心の経済から 知識中心の経済に移行しつつあるとする。 この知識はその獲得の仕方、解釈能力、 結合方法等が重要となる。 例えば、製薬業にとっては、有機無機の化学を超えて ナノテクやソフトウェアの知識を獲得し、処理することが必要になる。 情報は無限なので、制約となるものは、それを処理し解釈する能力だけである。 無限の情報の中から、有効な情報を見極め活用するためには、 知識労働者の生産性が問題になる。 そして、その知識は専門化されて、より有効なものとなるが、 それは”専門分化”ではなく、続合化されたものでなければならない。 ドラッカーは、それを行うことが、マネジメントの取り組むべきことだとした。 「いまわれわれは、工業中心の経済から 知識中心の経済に移行しつつある。 ビジネスだけでなく社会そのものが 急激に変わりつつある。」 ~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』(第1章 組み合わせ自在の世界)