■より良き明日のために■~理念と能力と決意~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
著者イーダスハイムは、ドラッカーの信念である、
”マネジメントとは、理想企業を求めて、今日を良き日に、
明日をさらに良き日にするためのものである”
をテーマにして本書を書いたとする。
ドラッカーは、1930年代のヨーロッパ大恐慌や、
ヒトラーによる文明の崩壊を目にし、
成果をあげることのできる経済的な機関が存在しなかったことが、
人を孤立させ、破壊への道をとらせたとした。
そして、今日のグローバル経済にあっては、
経済システムの脆弱性と相互依存性の失敗がもたらす
リスクに対するドラッカーの危惧は、
さらに重大な意味をもつ。
なので、マネジメントはドラッカーがいうように、
より良き明日のために責務を果たさなければならない。
「世界を動かすものは、理念と能力と決意である。
変化をマネジメントすべきは、
他ならぬわれわれである」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』(序章 何のためのマネジメントか)
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