■明日を作るための自動車■~アウトサイド・インの視点~
∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
著者イーダスハイムは、本書の目的と構成を次のとおり示す。
●目的
ドラッカーと著者は、様々な経営課題に悩むCEO、
MBA、経営幹部候補生、ミドルマネジメント、
副社長、CFO達のために本書を書いたとする。
彼らは、ベストを尽くしたいという気持ちを持ち、
長期的な視野を欠いて目前の利益をはかることに疑問を持ち、
自らのキャリアを価値あるものにしようとする人たちである。
●本書の構成
明日を作るための自動車に例えた上で、外の世界を見ることから始めた。
第1章:経営環境とビジネスチャンスをもたらした革命的な変化の描写
第2章:自動車のハンドルに相当するものとして顧客を扱う。
顧客からの視点、アウトサイド・インで見る。
第3章、第4章、第5章:自動車のタイヤに相当するものとして、
イノペーション、コラボレーション、人を扱う。
第6章:自動車のシャーシに相当するものとして、意思決定メカニズム、規律、価値観を扱う。
最終章:CEOの役割
「明日をつくるための第一歩は、
地図を描くことである。
それは不断に更新すべき攻撃用の地形図である。」
~『P.F.ドラッカー 理想企業を求めて』(序章 何のためのマネジメントか)
コメント