■知識社会の本質■~課題は増幅される。~
おはようございます。 雲の多い川崎、 終戦の日は暑い朝を迎えました。 この戦争の犠牲者は、 全世界で5000万人を超え、 日本人も300万人とされる。 軍人の多くは、次世代を担う青年達であり、 民間人の多くは女性と子供たちである。 繰り返してはならない。 昨日安倍さんが終戦70年に当たっての 談話を発表した。 抽象的な長文で、 支持基盤の右派勢力や、 米国や中国などに配慮した表現となり、 心に響かない。 誰に向けて、何を訴えたいメッセージなのか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、知識社会の本質とは、 一人ひとりの人間の住むところ、 行うこと、そして所属する組織が 流動的であるということにあるとする。 この社会が流動的であるということは、 社会的な課題が増幅されることを意味する。 そして、また知識社会とは、 その本質からして競争社会である。 誰でも知識にアクセスでき、 誰もが自らを向上させることができ、 自らを改善させていくことができ、 大志を抱くことができる。 「人には、もはやルーツはない。 もはや彼らにとっては、 どのような家に住み、 どのようなことを行い、 さらにはどのような問題を抱えるかについてさえ、 枠をはめてくれる仲間、 近所というものが存在しない。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)