■価値観として受け入れる■~苦痛を伴う脅威~
おはようございます。 今日も朝から暑い川崎です。 熱中症と急な雷雨にお気を付けを! ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、新しく出現した知識労働は、 高等教育による知識を持たないが故に、 肉体労働者のチャンスにはならなかったとした。 したがって、仕事を失った肉体労働者は、 知識労働の仕事につくことはできない。 しかし、この深刻な事態が、 肉体労働者の間に不穏な空気を生むことはなかった。 このことは、このような事態の進展が、 彼らにとっていかに苦痛を伴う脅威であり、 歓迎できないものだったとしても 不意打ちではなかったということでしか説明できない。 「アメリカの肉体労働者にとっては、 正規の教育を必要とする仕事、 すなわち知識労働の比重が大きくなることは、 心情としてはともかく、 価値観としては当然のこととして 受け入れる用意ができていた。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)