■新しい社会的機関■~知識を生産的にすること~
おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 湿気が多いですね。 週末に向けて、天気は下り坂、 今日は雨具が必要なようです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 体系としてのマネジメントは、 第二次大戦後のアメリカで出現しその後、 新しい社会的機関として、急速に発展した。 そして、新しい研究対象として急速に成長した。 今日、マネジメントは、 ビジネススクールにおいて、 予算管理をはじめとして 様々な手法の集合体として教えられている。 確かに、マネジメントにも他の仕事と同じように 独自の用具や手法がある。 しかし、それらは手段であり、 その本質は、知識を生産的にすることにある。 ドラッカーは、マネジメントとは社会的機能であり、 その実践においてまさに一般教養であるとする。 つまり、マネジメントは特殊な分野ではなく、 誰もが習得すべきものなのだ。 「しかし、たとえ検尿が 重要な技術であったとしても、 医学の本質が検尿でないのと同じように、 マネジメントの本質も手法や手続きではない。 その本質は、知識を生産的にすることにある。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)