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■新しい社会的機関■~知識を生産的にすること~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 湿気が多いですね。 週末に向けて、天気は下り坂、 今日は雨具が必要なようです。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 体系としてのマネジメントは、 第二次大戦後のアメリカで出現しその後、 新しい社会的機関として、急速に発展した。 そして、新しい研究対象として急速に成長した。 今日、マネジメントは、 ビジネススクールにおいて、 予算管理をはじめとして 様々な手法の集合体として教えられている。 確かに、マネジメントにも他の仕事と同じように 独自の用具や手法がある。 しかし、それらは手段であり、 その本質は、知識を生産的にすることにある。 ドラッカーは、マネジメントとは社会的機能であり、 その実践においてまさに一般教養であるとする。 つまり、マネジメントは特殊な分野ではなく、 誰もが習得すべきものなのだ。 「しかし、たとえ検尿が  重要な技術であったとしても、  医学の本質が検尿でないのと同じように、  マネジメントの本質も手法や手続きではない。  その本質は、知識を生産的にすることにある。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)

■仕事、体系としてのマネジメント■~ピラミッドを構想した者~

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おはようございます。 報道各社の世論調査結果が発表された。 支持、不支持逆転現象が加速し、 支持37%、不支持46%(NHK)。 ついに危険水域といわれる 2割代にまた一歩近づいた。 同時に行われた、原発再開についても、 反対48%、賛成17%。 世論がどうであれ、 総理大臣安倍が正しいと思っていることは正義なので、 粛々と進めていく。 なんでしょうかね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、 マネジメントたるものは、 仕事としてまた、 体系としてのマネジメントを 知らなければならないとした。 そしてドラッカーは、歴史的に見て、 もっとも偉大なマネジメントの仕事を行った者は、 4700年以上前にピラミッドを構想し、 短期間に構築したエジプト人であるとする。 しかし体系としてのマネジメントは、 50年前に生まれたばかりである。 「史上もっとも偉大なマネジメントの仕事を行った者は、  4700年以上前にピラミッドを構想し、  それをおそるべき短期間に構築した  エジプト人である。  彼らのピラミッドは、  今日に至るも立派に建っている。」 ~『イノベーターの条件』 (3章 20世紀の変化の本質は何か)

■断絶の時代には、、、■~現実の自由を否定する~

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おはようございます。 猛暑の日本列島、 今日も朝から蒸し暑い川崎の朝。 この週末行った複数の世論調査で、 内閣支持率は30%代に急落し、 逆に不支持は50%に上昇した。 結果からは、大半の国民が現政府を認めていないと言える。 安倍さんは、安保法案の内容が難しく、 国民は理解できないので、 この結果はある程度仕方ないと、 上から見ている。 しかし、不支持理由を見ると、 「首相が信頼できない」が最も多い。 国民が問うているものは”人間観”であり、 見くびってはいけない。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、断絶の時代には、 他にも似たことが起こっているとする。 マルクス主義が説く階級対立の歴史的帰結も、 カルヴァン派の予定説も、 いずれも来るべき社会における 自由の実現のために 今ある自由を否定した。 そしていずれも、 自由のない社会しか実現できないことが 明らかになったとき崩壊した。 「旧い秩序が壊滅し、  新しい秩序が出現するまでの転換期の時代は、  まさに今日のように混沌、恐慌迫害、  全体主義の時代とならざるをえない。」 ~『イノベーターの条件』 (2章 経済至上主義は人を幸せにするか)

■ 負えるリスク ■ ~追求してはならない機会。~

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週明けに、世論調査結果が報道される。 政党はこれを民意として、利用したり、批判されたりする。 そしてこれが世の中の方向性を変化させる場合もある。 しかし、本当に”民意”だろうか。 国民はほとんどの情報をマスコミから得ている。 そしてその情報は、発信者の意図やノイズが混入している。 一方世論調査は主にそのマスコミが行っているため、 回答はその質問の仕方、つまりマスコミの意図に依存することとなる。 国民は日々のマスコミ情報や世論調査結果をそのまま真に受けないで、 冷静な目で十分に注意して見つめる必要があると思います。 ----------------------- ドラッカーは、致命的なリスクを伴う機会は追求すべきでないとする。 「機会の追求に失敗して多少の資金と労力を失うリスクは、負えるリスクである。 失敗したならば存続できないほど多額の資金がかかるのであれば、 もともとその機会は、追求してはならない機会である。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 そしてさらに、成功したけれど資金不足等でその成果を利用できないなら、 それはもともと”負えないリスク”と続ける。 リスクは負わなければならないが、負える範囲を適切に判断する必要があるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット