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■迅速な意思決定に必要なもの■~高度な分権化を必要とする~

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おはようございます。 今日は、社内旅行で日光白根山登山。 絶好の行楽日和、都会の暑さを離れ 一服してきます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 組織が、意思決定を迅速に行うためには、 変化への対応が必要である。 そのためには高度な分権化が必要である。 しかも、この意思決定は、成果と市場、技術、 社会、環境、人口構造、知識の変化等に 密着して行わなければならない。 こうして、組織は、 ”コミュニティを動揺させ、解体し、不安定化”させていく。 「組織自身も、自らの利用する技能や専門知識を変えていく。 技術系の大学は、物理学を教える体制になっているにもかかわらず、  遺伝子工学を教えなければならない。  企業は、地域社会がその雇用を依存しているにもかかわらず、  工場の閉鎖を必要とするようになる。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (第2章 新しい社会の主役は誰か)

■イノベーションは創造的破壊■~組織は不安定要因である。~

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おはようございます。 今日も快晴の朝、朝の涼しさは気持ちがいい。 しかし、日中は酷暑、ウナギでも食べて乗り切りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 社会、コミュニティ、家族は、 安定を求め、変化を嫌う。 これらは安定要因である。 一方、組織は、イノベーションのために、 絶えざる変化を求めて組織されなければならない。 つまり、安定要因に対する不安定要因である。 またイノベーションを行う、 組織の機能とは、 ”知識の適用”である。 そして、この知識が持つ特質は、 それが急速に変化し、 今日の当然が明日の不条理となるところにある。 ドラッカーは、新しい組織社会では、 知識を有するあらゆる者が、 4,5年おきに新しい知識を 仕入れなければならないとする。 なぜなら、その知識に対して 最大の影響を与える変化は、 その知識の領域の外で 起こるようになっているからだ。 それができなければ時代遅れとなる。 「組織は、製品、サーービス、プロセス、  技能、人間関係、社会関係、  さらには組織自らについてさえ、  確立されたもの、習慣化されたもの、  馴染みのもの、心地よいものを  体系的に廃棄する仕組みをもたなければならない。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (第2章 新しい社会の主役は誰か)

■脆いだけの組織構造■~待合室では仕事はできない。~

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組織として最小限持たなければならない7つの条件、その6  ◆安定性と適応性 つづいてドラッカーは、組織には安定性が必要であるとする。 組織は、存続するための活動を続けなければならない。 そして、それは昨日生み出した成果のうえに立つ活動である。 さらにその中で、これからも存続するための、明日への計画を立てなければならない。 また、その組織の中で安定して働くためには、一人ひとりにとっての”家”が必要である。 相互に理解仕合い、関係が安定している家庭の様なコミュニティが必要なのだ。 しかし、この安定性は、”硬直性”であってはならない。 硬直的であると、組織は変化への適応ができなくなる。 そして変化に対応できない組織は消滅の危機に瀕することとなる。 ”脆いだけの組織である。” 安定性とともに適応性が組織構造にとっての重要な条件なのだ。 「待合室では仕事はできない。  短期滞在客の身分ではたいしたことはできない。  人にはコミュニティが必要である。  自分の知っている人、自分を知っている人がおり、  他の人との関係が定着しているコミュニティが必要である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第7章 マネジメントの組織 33 組織の条件)     

■ NPOの爆発的な成長が必要 ■~社会ニーズとしてのコミュニティ~

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東日本大震災から半年、アメリカ同時多発テロから10年が経過した。 地震と津波の甚大な被害をみると人間の無力さを感じる。 しかし、震災から派生した原発事故と911テロは、共に人為的災害という共通点をもつ。 そこには明らかな原因が存在することはいうまでもない。 あまりに物質主義、人間中心主義を求めてコントロール不能なものを作り出したように思います。 ----------------------- ドラッカーは、都市社会が必要とするコミュニティを生み出すのは、政府や企業ではなくNPOとする。 そして、過去に起こった、政治や産業の革命的成長と同じく、これからの社会ニーズを満たすためにはNPOの爆発的な成長が必要とする。 「20世紀において、我々は政府と企業の爆発的な成長を経験した。 21世紀において、我々は新たな人間環境としての都市社会に コミュニティをもたらすべきNPOの、 同じように爆発的な成長を必要とする。」 ~P.F.ドラッカー「ネクスト・ソサイティ」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット http://ponpare.jp/delivery/tokyo/ginza/0022194/?itr=nLuvooGqQh9PKWglL5JL%2BQ%3D%3D&vos=cppprorgcanp110218005

■ 「我見る。ゆえに我あり」 ■~論理と知覚の均衡~

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これまでの経験則や、論理に基づいた分析を行うだけではこれからの社会を知ることはできない。 ドラッカーは、既に起こっている変化を分析すると共に、 今活動している社会とコミュニティを観察すること、 つまり論理と知覚の均衡が重要であるとしている。 「300年前、デカルトは「我思う。ゆえに我あり」と言った。 今や我々は、これと同時に「我見る。ゆえに我あり」と言わなければならない。 デカルト以来、重点は論理的な分析におかれてきた。 しかし今後は、論理的な分析と知覚的な認識の均衡が不可欠となる。」 ~P.F.ドラッカー「新しい現実」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット http://ponpare.jp/delivery/tokyo/ginza/0022194/?itr=nLuvooGqQh9PKWglL5JL%2BQ%3D%3D&vos=cppprorgcanp110218005

■ 不安定要因たるべき組織 ■~民意の反映~

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民主党の支持母体として電力労連があり、自民党の支持母体として電気事業連合会がある。 果たして、原子力発電について、しがらみなしに政治的判断を行えるのは誰だろうか。 この震災で、多くの国民が、政治の責任とその限界性について問題意識を持ったと思う。 また、コミュ二ティや個人の果たすべき役割や可能性についても新たな認識を持ったと思う。 そんな中、民主党の代表選が行われる。 もちろんこれは総理大臣の選出選挙でもある。 これからの政治に民意は反映されるのだろうか。 民意をどのように伝えるのか。 これは、国民一人ひとりの責任が問われるのではないだろうか。 ---------------------------- ドラッカーは、組織と個人集団について、その本質を語る。 個人は安定・継続を求め、組織は変化による満足を生み出すんですね。 「社会、コミュニティ、家族は、いずれも安定要因である。 安定を求め、変化を阻止し、あるいは少なくとも減速しようとする。 これに対し、組織は不安定要因である。 組織はイノベーションをもたらすべく組織される。」 ~P.F.ドラッカー「未来への決断」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット http://ponpare.jp/delivery/tokyo/ginza/0022194/?itr=nLu

■ 組織の目的は社会に対する貢献 ■∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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パラダイム・チェンジとは、ウィキペディアによると以下のとおり。 「その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、 社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。」 東日本大震災により受けた被害はこれまでの我々の経験を超えた規模と質を持っている。 この被害に向き合い、再建することも同様に経験がない未知の取り組みである。 また、この再建は単に社会を立て直し、これまでの生活を取り戻すということに留まらない。 コミュニティや資源や心の在り方などこれまでの前提条件としてきたことの多くが根拠を失くした今、 これまでと異なった価値観や判断基準を持って、この現実に向かい合うことを要求する。 まさしくパラダイム・チェンジが問われるんではないでしょうか。 ----------------------- ドラッカーは自らの職業を問われたときに社会生態学者と答え、 そしてその務めはパラダイム・チェンジを問うことにあるとする。 「社会生態学の仕事とは何か。 それは、通念に反することで、すでに起こっている変化は何か、 流行りの言葉で言うところのパラダイム・チェンジとは何かを問いつつ、 社会とコミュニティを観察することである。 次に、その変化が一時的なものでなく、 本当の変化であることを示す証拠はあるかを 問うことである。そして、もしその変化に意味と重要性があるのであれば、 それはどのような機会をもたらすのかを問うことである。」 ~P.F.ドラッカー「歴史の哲学」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.j

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 問題解決に対する最大の障害 ■

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風評による不買、普通の生活の自粛などが広がっている。 これは明らかな震災の副次被害である。 しかしこれは一人ひとりの意識の問題で防ぐことができる。 普通の生活ができない被災者のためにも、われわれは 普通の生活をしなければならないと思います。 ----------------------- ドラッカーは今我々が立っているところは大転換期の 真っただ中であることを繰り返し、強く訴えている。 その中で、最も注意しなければならないことは、これまでの 価値観や判断基準で意思決定を行うこととする。 「いまだに昨日のスローガン、約束、問題意識が論議を支配し、 視野を狭くしている。 それらが、今日の問題解決に対する最大の障害となっている。」 ~P.F.ドラッカー「歴史の哲学」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp

■ 都市コミュニティの創造 ■ ∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬

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被災後20日になり、犠牲者の数が膨大になってくる。 しかし、残された命や生活を守らなければならない。 被災地でライフラインの断絶や生命維持物資の不足 という環境の前で消えそうになる灯を守らなければ ならない。 また直接の被災地だけではなく、日本全体にとっても 直接・間接に大きな問題を生み出している。 被災地に部品製造部門を置いていたメーカや地元企業の 消滅により生産活動の中断を余儀なくされていること、 原発事故により農産物、水産物の出荷が停止している こと、また原発風評により販売数が激減していること 等々である。 ”頑張る”だけでは解決しません。 製造施設、電源、原料、労働力等を確保し生産活動を 早期に立ち上げることや消費者として風評に負けずに 物を買って、使ってという実体的な経済活動を急ぎ実行 する必要があると思います。 ----------------------- ドラッカーは社会、コミュニティ、家族は、いずれも 安定を求め、企業は変化を求めるものとする。 このギャップを埋めるのはNPOだとする。 「これからは都市社会の文明化が、アメリカ、イギリス、 日本などの先進国にとって最重要課題となる。 だが政府や企業では、都市社会が必要とするコミュニティは 生み出せない。 それは政府でも企業でもない存在、すなわちNPOの役割と なる。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp