■働く者とは、指示される存在であった。■~知識労働者は、監督されえない存在~
おはようございます。 雲が多い川崎の朝です。 昨晩は涼しく、寝やすい夜でした。 今日は盆入り。 お先祖様のご供養を。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 歴史上働く者とは、何を、どのように、 どのくらいの速さで行うかを 指示される存在であった。 一方知識労働者は事実上、監督されえない存在である。 しかし、専門分野について自分よりも詳しい者がいれば、 価値のない存在となる。 マーケティング部門のマネジャーは、市場調査の担当者に対し、 会社が何を知る必要があるかを指示できる。 しかし社長に対し、いかなる市場調査が必要であるかについて 言えるのは市場調査の担当者である。 組織の中で、知識労働者が存在するためには、 それぞれの専門分野で秀でていなければならない。 「マーケティング部門のマネジャーは、 市場調査の担当者に対し、 新製品のデザインや対象とする市場について、 会社が何を知る必要があるかを言うことはできる。 しかし社長に対し、いかなる市場調査が必要であり、 それをいかに設計し、その結果をいかに読むべきかを言えるのは 市場調査の担当者である。」 ~『プロフェッショナルの条件』 (第2章 新しい社会の主役は誰か)