■マネジメントは知識体系■~社会のリーダー的階層~
おはようございます。 暗く肌寒い週末の朝です。 今日は穀雨、農作物にとっての恵みの雨、だが少し寒すぎる。 山間部では雪の混じる予報も出ています。 今日は「エンジニア適職フェア」に出展するわが社のブースの手伝い。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 社会は、ニつの側面から発展してきた。 ひとつが、組織社会である。 そして、もう一つが知識社会である。 組織は事業活動として、マーケティングし、設計し、製造する。 それらを機能させるのはそこに働く人々であり、 そのための知識が必要となる。 その能力を得るために一人ひとりは、長期の教育を受ける。 知識社会である。 組織は働く人の知識を必要とし、 働く人は自らの知識を使って生計を立てる組織を必要とする。 この組織と、働く人の関係をうまく機能させるためにマネジメントが 必要となり、組織の発展に伴い、マネジメントも発展してきた。 ドラッカーは、このマネジメント自体が、一つの知識であり、 技能、知識を持つ体系であるとする。 そして、社会が組織に依存し、知識に依存することとなったということは、 とりもなおさず、組織のマネジメントが社会のリーダーとなることを意味するのだ。 「マネジメントは、組織が機能し、 それぞれの使命を遂行することを可能とする機関である。 そしてマネジメント自体、一つの知識である。 それ自体の領域、技能、知識を持つ体系である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第9章 マネジメントの戦略 45 マネジメントの正統性)