■イノベーションの時代が来る。■~行こうとする場所から~




おはようございます。
快晴の川崎、きりっとした空気が気持ちいいい朝です。

ボストンテロ事件、その経緯が明らかになりつつある。
FBIが捜査に当たっており、進展が早い。

連鎖も危惧される。
事件の状況解明と、その根本解明が急がれる。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

ドラッカーは、イノベーションを行うには、
組織全体に継続学習の風土が不可欠であるとした。

そして、イノベーションのための仕事は、
独立した部門に任せなければならないとする。
イノベーションを行う組織に関する指摘である。

イノベーションは、機能ではなく事業として組織する必要がある。
まず、新しいことに取り組むことを決定したら、ただちにプロジェクトマネジャーを任命する。
そして、プロジェクトマネジャーには、研究、開発、製造、マーケティングという職能別技能を始めから利用できる権限を与える。

既存事業は、リサーチ、研究、製造と、バリューチエーンのプロセスどおりに仕事を組織する。
しかし、イノペーション事業は、研究の前にマーケティングを行ってよいし、
製品を手にできるか明らかでない段階で資金計画を作成してもよい。
”行こうとする場所からいましなければならないことへと仕事を組織”するのだ。
なので、イノベーションのためのチームは、既存事業のための組織の外に独立してつくらなければならない。

現状の体制や仕組みは、その継続を望み、変化ではなく、沈滞を甘受し、イノベーションを拒否する。
イノベーションはその拒否反応を乗り越えなければ目的を達成できない。

ドラッカーは、この変化に適応できる組織をつくることが、マネジメントにとって最大の課題であるとする。
なぜなら、それは、来るべき時代はイノベーションの時代だからである。


「変化ではなく沈滞に対して抵抗する組織をつくることこそ、

 マネジメントにとって最大の課題である。

 それは可能である。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第9章 マネジメントの戦略 44 イノベーション)


   


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