■抵抗の底にあるものは無知■~革新的な風土の醸成~



おはようございます。
うす曇りの川崎の朝、日中は上着の要らない気温になるとのこと、
季節は確実に移ろってますね。

ボストンマラソン爆発事故は、テロと断定。
リアルタイムに事件の模様が世界に報道される。
911を彷彿させる事件。

犠牲者には、8歳の幼い子供も含まれている。
当然のこと、彼らにはなんの罪もない。
ご冥福をお祈りします。

連鎖の終焉はどこにあるのか?
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、イノベーションには目標と基準が必要とした。

そして、イノベーションには、組織内部の様々な抵抗が生まれるとする。

ドラッカーは、この抵抗について重要なことは、
変化についての定義であるとする。

変化というものは、これまでと異なることが起こること。
知らないことは、これまでの経験のない例外事項であり、
対処方法を知らない。
このことが不安を生み、拒絶感を生み出す。

なので、変化は、例外でなく新しい判断基準であり、
その変化が新しい事業を生み出すチャンスであると捉えたときに
不安は消える。

そしてそのために重要なことは、トップマネジメントの姿勢であり行動である。

どのような姿勢が求められるのか?

優れたアイデアというものは、常に非現実的であり、
多くのばかげたアイデアの中に生れ、その両者を簡単に識別する
手だてのないということを知るべきである。

そのためには、出てきたアイデアを実際的、現実的、効果的なものにするには、
どのようなものにしなければならないかを問い続けなければならない。

さらにドラッカーは、イノベーションを行うには、組織全体に継続学習の風土が
不可欠であるとする。

無知を払しょくし、未知を克服すべき継続学習のプロセスが必要なのだ。 


「重要なことは、変化が例外でなく規範であり、

 脅威でなく機会であるという真に革新的な風土の醸成として、

 問題を定義することである。

 イノベーションとは姿勢であり行動である。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第9章 マネジメントの戦略 44 イノベーション)




   


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