投稿

ラベル(ガラパゴス)が付いた投稿を表示しています

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 権力のためにあらず ■

イメージ
「経営とは、「成果」を求めて行うものです。 決して「権力」を求めて行うものではありません。 「この経営は正しいのか」「あのリーダーの決定は間違っていないのか」 と問う時、このことを必ず思い出していただきたいと思います。」 ~「ドラッカーの遺言」 自らのこと、上司のこと、会社のことなどについて、 一旦足を止めてじっくり考えてみましょう。 ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www1a.biglobe.ne.jp/llc-intact/access1int.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp ザ・ビートルズ...

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ 意思決定を的確に行う ≪2 仮説検証プロセス≫■

イメージ
「 関係する者全員から広く意見を求めることが必要である。 出された意見に対しては根拠の提示を求めなければならない。 的確な意思決定には多様な見解が不可欠である。」 ~「プロフェッショナルの原点」 意思決定を行う際には、多様な意見を求めることが必要である。 しかしその意見は意見者の”仮説”であるという前提で、 仮説を実証するためにどんな事実が必要かを明らかに させる必要があるとしている。 この仮説検証プロセスをチャートにしてみました。

∬ちょこっと、P.F.ドラッカー∬ ■ Stand alone から Standard ■

イメージ
携帯端末の世界で、日本は国内で非常に使い勝手のいいものを粛々と作り続けてきた。 世界標準とは異なる日本仕様で、ユーザビリティ溢れる進化を遂げてきた、これを揶揄し”ガラパゴス”との表現がされる。 今般、シャープがそのままのネーミングで、ネットワーク端末を発表した。 情報技術というより、持ち前の液晶・タッチパネルの得意技が活かされた形に見えるが、ネーミングには共感する。 欧米技術を俯瞰しながら進化してきた日本技術だが、ベースには独自な生活感や価値観に対する細やかな配慮が施されてきた。 それが、携帯端末の世界では”ガラパゴス”と表現される所以になっているが、ここは大きな強みと思う。 日本独特の繊細なバランス感を、様々なモノ作りや仕組み作りに活かし、”孤立”を”世界標準”に変化させていくということは、 パラダイムのないこの時代の変わり目でこそより有効性を発揮できるものと思う。 「日本がいますぐ取り組まねばならない課題 --それは、時代が変わったことを認め、その変化に対応していくための意識改革です。 それでは、日本が直面している変化とは何でしょうか。 日本が直面しているのは危機ではなく、時代の変わり目である。 時代が変わったことを認め、その変化に対応していくための意識改革に取り組むべきである。 ー変化を拒絶してはならない。」 ~「ドラッカーの遺言」 時代の変わり目に今いることを明確に自覚するかしないかが、これからの道筋の大切な分岐点であるとしている。