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■生産性は一挙に向上する。■~責任を組み込む~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝、涼しい。 東京は夜まで雨模様、しのぎやすい一日になりそう。 傘を忘れずに。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、前述の取り組みにより、 肉体労働が実現した生産性向上と同等のものが 知識労働にも得られるとする。 しかしそのためには、一つだけ条件がある。 それは、知識労働者自身がパートナーとなって 生産性の向上に取り組むことである。 かつてテイラーは、 労働者は、指示を受けるだけの存在とした。 そして、メイヨーもフロイトも問いかけをせず、 指示するだけだった。 さらに、マルクスもレーニンも、 大衆に問うことは考えもしなかった。 働く人たち自身の仕事についての知識が 生産性、品質、成果を向上させる原点である。 「仕事の水準、難易度、技能の程度に関わりなく、  あらゆる知識労働に生産性と成果に対する  責任を組み込む必要がある。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  1章 生産性をいかにして高めるか)

■「目的は何か」を問うことが重要■~何が目的か。なぜ行うか~

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おはようございます。 薄雲のかかる川崎の朝 今日から休み明け出勤の方も多いでしょう。 お疲れでしょうが、頑張りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 肉体労働については、 目的は「いかにもっともよく行うか」であることが 常に自明のこととされていた。 しかし、知識労働の生産性の向上を図る場合には、 「何が目的か。何を実現しようとしているか。なぜそれを行うか」 を問わなければならない。 「 手っ取り早く、しかも、おそらくもっとも効果的に  知識労働の生産性を向上させる方法は、  仕事を定義し直すことである。  特に、行う必要のない仕事をやめることである。 」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  1章 生産性をいかにして高めるか)

■資本と技術は生産手段にすぎない■~より賢く働くことが主役~

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おはようございます。 未明の川崎、雲の多い空です。 盆も明け、明日からは日常に戻る人も 多いことでしょう。 都心もまた騒がしくなります。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 知識労働においては、 資本は働く人の労働の代わりにはならない。 また、技術も、単独では 知識労働の生産性を高めることはできない。 つまり、資本も技術も 知識労働の生産手段にすぎない。 資本と技術が仕事の 生産性を高めるかどうかについては、 仕事の目的や、知識労働者が いかにそれらを使いこなすかどうかの 技量にかかっている。 30年前、コンピュータ導入は 事務要員の大幅削減が可能となると信じられていた。 しかし、実際は要員数は増えたうえに、 生産性は、ほとんど向上していない。 投資は増え、人員は増え、コストが高くなっただけである。 「 生産性の向上は、より賢く働くことでしか達成できない。  ところが経済学者や技術者は、  生産性向上の鍵として、  より賢く働くことに主役の座を与えようとしない。  経済学者は資本を主役とし、  技術者は技術を主役とする。 」 ~『プロフェッショナルの条件』   (Part2 働くことの意味が変わった  1章 生産性をいかにして高めるか)

■社会的責任に関する目標■~企業の存在を許すもの~

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企業はその使命や目的を達成するために、マーケティングや イノベーション、生産性、経営資源、生産性等についての目標設定が 必要だとした。 ドラッカーはさらに、企業はその存在そのものに関わる目標を 持たなければならないとする。 社会的責任に関する目標である。 企業は、社会や経済がその存在価値を認めて初めて存在できる。 企業はその重要性に目を向け、社会に与える影響について自ら徹底的に検討し、 目標を設定し、責任を果たさなければ、存在自体が危うくなる。 そのために設定する目標は、”単なるよき意図の表明”ではなく、 具体的に企業戦略に組み込まなければならない。 「しかし企業は、社会と経済のなかに存在する被創造物である。  社会や経済は、いかなる企業をも一夜にして消滅させる力を持つ。  企業は、社会や経済の許しがあって存在しているのであり、  社会と経済が、その企業が有用かつ生産的な仕事をしていると  見なすかぎりにおいて、 その存続を許されているにすぎない。」  ~「マネジメント」

■生産性の目標■~経営資源間のトレードオフ~

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ドラッカーは、”人・モノ・かね”についての目標設定が必要とした。 しかし、その経営資源について、いかに生産的なものにするかということが 課題として残る。 三つの経営資源についての生産性の目標を設定しなければならない。 企業の持つ経営資源はほぼ同じであるにもかかわらず業績に差が生まれる。 ドラッカーは、その差をつけるものはマネジメントの質の違いとする。 そのマネジメントの質の有効性を測る尺度が、 ”経営資源の活用の程度とその成果”であるところの生産性である。 この生産性の向上とは、企業活動の根幹である三つの経営資源間の バランスをいかにとるかであり、マネジメントにとって重要な仕事である。 たとえば、生産要素の一つである人材の生産性が向上したとしても、 他の経営資源の生産性の低下によってもたらされたのであれば、 全体の生産性は低下しているかもしれない。 「生産性とは難しいコンセプトである。  だが、それは中心となるコンセプトである。  生産性の目標がなければ方向性を失う。  コントロールもできなくなる。」  ~「マネジメント」

■時間はもっとも消えやすい資源■~生産性の大きな要素~

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企業は目的達成のためには、マーケティングとイノベーションそして、”生産性” の3機能を持つ必要がある。 ドラッカーは、その生産性に重大な影響を与える6個の要素があるとする。 ”知識”、”時間”、”製品の組み合わせ”、”プロセスの組み合わせ”、 ”自らの強み”、”組織構造の適切さ、および活動間のバランス” 《時間》 「時間」とは、 借りたり、買ったりして増加させることはできない。 一方的に過ぎ行き、蓄積もできず、もとに戻らない。 そして、常に不足している。 このことを”制約”として意識して仕事を進めることが重要。 「時間はもっとも消えやすい資源である。 人や機械をフルに使ったときと、半分しか使わなかったときでは 生産性に大きな差が生ずる。」 ~「マネジメント」 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■企業の持つ機能、”生産性”■~コストに限定すべきではない~

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企業の目的は、顧客の創造であり、そのために企業が持つ機能は、 ”マーケティングとイノベーション”の二つとした。 さらに、その”顧客の創造”という目的達成には、企業は自らの人、 モノ、金をうまく活用しなければならない。 ドラッカーは企業の持つ機能の3っつ目にこの”生産性”をあげる。 この”生産性”は、目に見える直接的なコストに限定すべきではないとし、 次の6個の要素が重要とする。 ”知識”、”時間”、”製品の組み合わせ”、”プロセスの組み合わせ”、 ”自らの強み”、”組織構造の適切さ、および活動間のバランス” まづ、”知識”について、、、 「知識とは正しく適用したとき、もっとも生産的な資源となる。 逆にまちがって適用したとき、もっとも高価でありながら、 まったく生産的でない資源となる。」 ~「マネジメント」 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 働きがいのための3条件 ■~独創性ではなく生産性~

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組織に働く人たちに、責任を持たせるべき仕事は”やりがいのある仕事” でなければならないとした。 そして、”やりがいのある仕事”にするためには ①生産的な仕事、②フィードバック情報、③継続学習の 3っつの条件が不可欠とする。 「①生産的な仕事」とはなにか。 働く人が成果を出せるために、 ”仕事を分析し、必要な活動を組み立て”、 そして”その活動が有効になるような管理の仕組みを作る” とともに、”そのために必要な道具や情報を明確にした”仕事を指す。 つまり、働く人が力を発揮しやすい”仕事”を作ってこそ 責任を持たせることができるんですね。 「仕事を分析せず、プロセスを総合せず、管理手段と基準を検討せず、 道具や情報を設計せずに、仕事に責任を持たせようとしても無駄である。 このことは、独創性のスローガンには反する。 人は束縛から解放されれば、専門家よりも優れた生産的な答えを出すとの考えは昔からある。 18世紀のルソーの前からある。だが、その正しさを支持する証拠はない。 独創性といえども、基礎的な道具があって初めて力を発揮する。 われわれの知るかぎり、正しい仕事の構成は直観的に知りうる代物ではない。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 仕事と”働くこと”は違う ■~働く者の満足と仕事の生産性~

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ドラッカーは、働く人の生産性を向上させるためには、 六つの条件があるとした。 その上で、ドラッカーは、仕事と労働(働くこと)とは根本的に違うとする。 「仕事をするのは人であり、仕事は人が働くことによって行われる。 しかし、仕事の生産性をあげる上で必要とされるものと、 人が生き生きと働く上で必要とされるものは違う。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 働く者が満足しても、仕事が生産的に行われなければ失敗であり、 逆に仕事が生産的に行われても、人が生き生きと働けなければ失敗となる。 そこで、仕事と”働くこと”双方のバランスを考慮したマネジメントが必要となるんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 生産性を高めるための問い ■~目的と必要な活動を明確にする~

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企業の目的は顧客の創造で、そのために企業が持つ機能は、 マーケティングとイノベーションである。 また企業の価値やあげるべき利益は市場、つまり企業の外部に存在し、 企業の内部には人や材料や経費などの資源を消費するコストセンターしか存在しない。 ドラッカーは、そのコストについての生産性を向上させる活動が企業には必要だとする。 そのためにまず行うべきことは、目的とそのために必要な活動を明確にすることなんですね。 「知識労働者の生産性を向上させるためにまず問うべきは、 何が目的か、何を実現しようとしているか、なぜそれを行なうかである。」 ~P.F.ドラッカー「現代の経営」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは? Amazon.co.jp ウィジェット

■ 働く者に責任をもたせよ ■

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ドラッカーは、企業の目的である”顧客の創造”を達成するために 持つべき機能として"イノベーション"と"マーケティング"の他に "生産性"を上げる。 「実際に仕事をしている人間こそが、 何が生産性を高める役に立ち、 何が邪魔になるかを知っている。 したがって知識をもち、 技能をもつ者本人に責任をもたせることが必要である。」 ~P.F.ドラッカー「乱気流時代の経営」 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp Amazon.co.jp ウィジェット http://ponpare.jp/delivery/tokyo/ginza/0022194/?itr=nLuvooGqQh9PKWglL5JL%2BQ%3D%3D&vos=cppprorgcanp110218005