■無能なトップマネジメント■~乗っ取りが起こる。~
おはようございます。 曇り空の川崎の朝、 ぐっと涼しくなりましたね。 西日本から、東日本にかけ 明朝まで大雨の予報です。 お気を付け下さい。 金曜日、今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 機能する取締役会が必要とされる、 三つの理由 その2点目 ▲成果をあげられないトップマネジメントを 交替させる機関が必要である。 脆弱なトップマネジメントは、自らの活動や、 人事やポジションに対しての権力を持つ 取締役会を恐れる。 しかし、トップマネジメントは 自らが無能な存在を排除できる取締役会を 作り上げなければならない。 ドラッカーは、社会は無能で 成果を上げられないトップマネジメントを 許しておかないとする。 企業は社会に許されて初めて、 生存できる。 「トップマネジメント自らが、 無能なトップマネジメントを 除去できるだけの取締役会をつくらないときには、 政府がそれをつくることになる。 あるいは乗っ取りが起こる。 乗っ取り屋が狙うのは、 苦境にある企業ではない。 潜在能力を生かしきっていない企業、 トップマネジメントが成果をあげていない企業である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 39 取締役会)