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■知識が経済の中心になった■~変化の最終段階~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝ですが、 今日は関東地方も梅雨明けとなるでしょう。 3連休も終わり、仕事。 頑張りましょう。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 現在、正規の教育によって得られる知識が、 働く個人と、経済活動の中心的な資源である。 知識だけが意味ある資源とまで言える。 人モノカネは、二義的な要素に過ぎない。 それらは、知識さえあれば入手可能で、 しかも簡単に手に入れられる。 このような新しい意味における知識とは、 社会的、経済的成果を実現するための手段としての知識、 効用のある知識である。 ドラッカーは、これが知識の変化の第三段階、 ”最終段階”であるとする。 「新しい意味における知識とは、効用としての知識、  すなわち社会的、経済的成果を実現するための手段としての知識である。  この変化は、それが望ましいかどうかは別として、  もはや元に戻すことのできない一つの変化、  すなわち知識を知識に適用した結果である。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (1章 ポスト資本主義社会への転換)

■テイラーの予言■~成果は労働者の分け前~

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少し遅めの、おはようございます。 九州北部が梅雨明け、関東地方も本格的な夏近し。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 生産性の爆発的な向上により、 労働者の医療や教育への費用も増大した。 テイラーの予言どおり、生産性の伸びのほとんどは、 マルクスのいうプロレタリアの分け前となった。 ヘンリー・フォードは、低価格車T型フォードを世に出したが、 この「低価格車」というのは、他社の自動車の価格と比べての話にすぎず、 当時の工場労働者にとっての、3年から4年分の収入に相当した。 今日、アメリカ、日本、ドイツにおいては、より短い労働時間で、 低価格車8台分の年収を得ている。 「生産性の伸びの成果は医療や教育にも現れた。  かつてGNPのほとんどゼロ%だった医療費が、  先進国では8%からて10%に増大した。  GNPの2%だった教育費が、  10%以上に増大した。」 ~『プロフェッショナルの条件』   (1章 ポスト資本主義社会への転換)