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■なすべきことを考え抜く■~有能な経営者ほど決断が少ない~

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おはようございます。 雲の多い川崎の朝ですが、日中は好天とのことです。 今日から7月、わが社の新年度、スタートアップが大切。 裏腹に、高尾山ビアマウントの名残が胃袋から、のど元に充満してます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、優秀なリーダーは、期待をし、実行し、確認する、 この一連の繰り返しを通して、初めて将来を見通す力が養われるとする。 しかし、将来を見通す力といっても、わかる範囲は、 せいぜい二年先といったところ。 では、どうすればいいのか。 ドラッカーは、次のことを確認する姿勢が大事だとする。 ⇒この限られた期間で自分にできる仕事は何か ⇒何に集中すべきか ⇒それは本当に重要なのか ⇒それは部下や上司、同僚に本当に理解されているか 「なすべきことを考え抜き、  なすべきことの中で何がいちばん重要かを考え抜く姿勢を貫きます。  興味深いことに、このような習慣を持つ真に有能な経営者ほど、  決断を下す機会が非常に少なくなります。  ただ、優先順位だけを決めていくことになるからです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■遂行期限と責任者を決定せよ■~”期待”を書き留めよ~

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おはようございます。 窓からすがすがしい風の入る川崎の朝です。 裏腹に、高尾山ビアマウントの名残が胃袋から、のど元に充満してます。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、GMスローンの会議効率化の手法を、 優れたマネジメントの習慣として示した。 そして、トップマネジメントの真に重要な決定とは、 限られた時間内にタスクを完遂できる人物を選択することだとした。 さらに優秀な経営者は、その決定のフォローアップの重要性を認識していると続ける。 決定事項は放置すると絵にかいた餅になるので、 進捗状況を確認する必要がある。 そのために行うことは、まず決定時に自分自身の持った”期待”を書き留める。 そして、一定期間経過後に、その内容について次のことを問う。 ●何が達成できたか、 ●それは計画通りか、 ●選択の優先順位は正しかったか 「すべてが達成されることはなかなかありませんが、  結果の半分は”期待”から生じるものでもあります。  どのような結果を期待していたのかを確認する作業は、  その意味でも重要となるのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■議事録の意味・重要性■~何のために会議を行うのか?~

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おはようございます。 雲が多いが、明るい兆しのある川崎の朝です。 今日は、高尾のビアマウントで我社のコミュニティ活動?! 夕立に注意との声も聞かれるが、、、、 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、コミュニケーションはリーダーの責任であるとした。 そして、さらに優秀な経営者の習慣として、 ゼネラル・モーターズ(GM)に経営(マネジメント)を導入した、 アルフレッド・P・スローン・ジュニアの会議効率化の手法を示す。 まず、会議終了後にスローンが行ったことは、 次の内容のメモを参加者に送ることであった。 「今日私はこういう話を聞いた。 われわれはこういう内容を話し合った。 そして、われわれはこういう決定を下した」 そして、それに対する参加者の意見を求める。 これは、単なる議事録として記録を残すことではなく、 今検討し決定すべき重要事項を明確にし、 より効率的な会議を進めることを目的としたもの。 「有能な経営者は、業務における決定が、  業務遂行までの期日を設け、  その期日内に成し遂げ得る責任者の名前を決めるまでは、  真の意味での決定とは言えないことを知っています。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■コミュニケーションはリーダーの責任■~組織を効率的に運営~

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おはようございます。 まだ雲は多いが、明るい川崎の朝です。 週末の東京は、梅雨空となりそうですね。 ---------------------- おはようございます。 雲の多い川崎の朝です。 週末の東京は、どうでしょうか? ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは組織において、コミュニケーションは重要な課題であり、 その責任はリーダーにあるとする。 何をしなければならないのか? ドラッカーは、やるべきことを次のとおり示す。 ▲誰からの、どんな情報が、いつ必要なのかを把握する。 ▲どの情報が、誰に、いつ必要かを掌握する。 ▲全員が、そのことを理解しているかどうかを確認する。 ▲コミュニケーションの重要性を認識し、これらの行動を行う習慣を持つ。 「自らの任務を遂行するために、  誰からの、どんな情報が、  いつ必要なのかを把握し、  また、他人に任せた業務に関し、  どの情報が、誰に、いつ必要かを掌握しているのです。 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■顧客にとって有益か無益か■~長期的視野に立った経営判断~

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おはようございます。 まだ雲は多いが、明るい川崎の朝です。 週末の東京は、梅雨空となりそうですね。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、有能なリーダーは、自身の仕事が事業にとって有益か否かを、 常に考える習慣を持っているとした。 そしてそれは、「顧客にとって有益か無益か」と言い換えることができる。 事業は、顧客によって成り立っている。 つねに考え抜くべきことは、「事業にとって有益か否か」である。 ドラッカーは、長期的に見れば、この姿勢こそ株主にとっても 最も大きな利益につながるとする。 「事業にとって有益か否か---  その組織が企業ならば、「顧客にとって有益か無益か」  と言い換えても同じです---  こそ、つねに優先されるべき判断基準なのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■「株主資本主義」の嘘■~事業にとって有益か否か~

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おはようございます。 雲の多い、梅雨空の川崎の朝です。 少子高齢化は”すでに起こった未来”で、数十年来の課題だ。 しかし未婚化、非婚化の増加が止まらない。 NHKによると、生涯未婚者が平成22年には50才代男性2割、女性1割に達した。 原因は、不安定雇用や低所得などの経済的理由が重たい。 少子高齢化防止のためには、出産奨励等の女性向け対策よりも大きな課題だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、有能なリーダーが持つ二つめの習慣は、 なすべきことが「自分の仕事なのか」を問うことだとした。 そして三つめの習慣は、「不得手なことは、決して自ら手がけない」ことだとする。 考えるべきは、自ら行う仕事が、事業にとって有益か否か、なのだ。 ドラッカーは、事業への有益性に関して、株主の存在についての問題を提起する。 「株主利益の最大化」というお題目を声高に唱える企業はよく目にする。 もちろん投資は企業活動の源泉として重要な資金である。 そしてその多くの株主は、企業の育成支援よりも目先の利ザヤ、 自分自身の利益のみを目的にする。 しかし、事業にとっての利益は”顧客にとっての利益”に等しい。 つまり、顧客の利益なく企業の利益はあり得なく、 顧客満足なく企業は存在できないのだ。 ここにしっかりと軸足を置かなければならない。 「事業にとって、あるいは経営にとって、  最優先すべきは決して株主ではありません。  経営者が自身や株主の利益を考え始めたら、  決して事業がうまく回転していくことなどありえないのです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■「自分がすべきではないこと」を知る■~得手・不得手は変化する~

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おはようございます。 今日も雲の多い、梅雨空の川崎の朝です。 都議選は自公の完勝に終わった。 大きな要因は投票率の低下で、 この原因は政権批判層の受け皿がないことだろう。 参院選が近い、今度は国政だ。しかも国は大きな曲がり角にある。 当然ながら選挙の結果は国民の生活を大きく左右する。 理由は何であれ、投票しなければ、その変化を黙認することになる。 選挙への意識の低い人間が、そうでない人たちを巻き込んでしまう結果になる。 有権者一人ひとりが持つ連帯責任だ。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ (「ドラッカーの遺言」第5章 経営とは?リーダーとは?) ドラッカーは、有能なリーダーが持つ二つめの習慣は、 なすべきことが「自分の仕事なのか」を問うことだとした。  そして、「自分がすべきではないこと」を知ることが重要とする。 すべきでないこととは、不得手なことである。 不得手なことは、当然のことながらうまくはできない。 自分がうまくできないことは、組織全体の成果を阻害する。 これを理解するからこそ、有能なリーダーは、 自分が得意としない仕事に直面した時、 「これは自分の仕事ではない」と認めることができ、 そのことを得意とする別の人間に一任することができるのだ。 そしてさらにドラッカーは、得手・不得手は人生を通じて変化することも 心得て置く必要があるとする。 「自分にできないことがあると認めるのは  得てして簡単ではありませんが、  有能な人間は自分がすべきではないことを  知っています。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)     

■自分に適することと適さないこと■~「自分の仕事なのか」を問う~

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おはようございます。 雲の多い、梅雨空の川崎の朝です。 都議選、立候補者全員当選という政権与党の自公が完勝の結果だった。 政権批判票の受け皿がないことなどを原因として、 投票率が前回比10%減という結果を招き、 組織票を持つ自公に優位に働いたということなんでしょうか。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ ドラッカーは、有能なリーダーが持つ習慣の一つ目は、 「何をしたいか」ではなく「何をすべきか」を考え抜くことだとした。 そして、二つめの習慣は、その何かの内でどれが「自分の仕事なのか」を問うことだとする。 「何をすべきか」を考え抜いた結果、すべきことが明らかになった。 今度は、そのすべきことの内で、自部自身に適することと適さないことを分類しなければならない。 なぜなら、人は、得意なことでしか成果を生み出すことはできないからだ。 そのために、自分自身の得手不得手を基準に、 自身に適する仕事を突き詰めて明らかにする必要があるのだ。 「言葉を換えれば、なすべきことのうち、  「何が自分に適しているか」あるいは  「何が自分に適していないか」を  突き詰める作業を行うということです。」 ~P.F.ドラッカー「ドラッカーの遺言」 (第5章 経営とは?リーダーとは?)