■経済はあくまでも手段(1)■~市場経済を支持する~
おはようございます。
薄曇りの高知の朝です。
昨夜から暑いまま、
日中は真夏日になります。
熱中症に気を付けましょう。
水曜日、今日もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『すでに起こった未来』から
ドラッカーは、
経済を支配的な領域として
認めることはもちろん、
独立した領域として
認めることもできない、
とする。
そして、
経済を唯一の意味ある領域とする考えは
さらに認められない、
と続ける。
ドラッカー自身、
政治や社会にかかわる
あらゆる意思決定において、
経済的なコストを
考慮すべきことを強く主張し、
市場経済に代わるものの失敗を
あまりに多く目にしてきたがゆえに、
市場経済を支持するという。
上田さんは次のとおり続ける。
「しかしそれでも、
経済的な要因は決定的な要因ではなく、
制約的な要因にすぎない。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 4 経済と教育のあるべき姿を探る)
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