■政府の病は重い(2)■~イノベーションと企業家精神~

 おはようございます。


僅かな雨が降る高知の朝です。


この雨は上がり、

一日曇り空の様です。


猛暑にはならないようですが真夏日、

熱中症には気を付けましょう。



三連休中日の日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『ネクスト・ソサエティ』から



上田さんは、

19世紀の後半、

政府は万能だということにされたが

政府にはできることと

できないことがあり、

特に現場の仕事が

恐ろしく苦手であるとした。



そして1969年、

「再民間化」のコンセプトの下に

政府現業部門の民営化を

最初に唱えたのが、

ドラッカーだったのだとした。



これを英国の保守党が

ドラッカー教授の提案と断ったうえで

政府綱領に盛り込んで三十数年経ったが、

今や現業の切り離しや民営化だけでは

間に合わないほどに政府の病は重い。



ドラッカーは次のとおり警告する。



「今後25年間、


 イノベーションと企業家精神が


 最も必要とされるのが政府である。」




(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 5 公的機関の役割の変化)


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