■政府こそ成果をあげるべき(2)■~単に小さな政府ではない~
おはようございます。
東の空が明るくなり始めた高知の朝です。
今日は一日真夏の空が広がります。
熱中症にはくれぐれも注意しましょう。
三連休明けの火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『未来への決断』から
上田さんは、
世論が継続を拒否しそうな
政府活動や政府機関は多く、
しかも、
適切に組織、運営されていると
誰もが認めるものはあまりない、
とした。
そこで政府活動を
成果の大きさにもとづいて、
強化すべきもの、
廃棄すべきもの、
仮説を試すべきもの、
という三つに分類することが
必要になると続ける。
そして、
これまでは、
目論見にもとづいて
政府活動を評価してきたが、
これからは、
成果にもとづいて
評価しなければならないとする。
必要なものは実験だが、
20世紀がつくりあげた
巨大国家は破綻し、
期待に応えることは
できなかった。
「だが、代わるべきものは
単に小さな政府というわけではない。
われわれが必要としているものは、
成果をあげる政府である。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 5 公的機関の役割の変化)
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