■ばらまきはもはやこれまで(1)■~合法の富の略奪~

 おはようございます。


朝から真夏の空、

カンカン照りの高知の朝です。


猛暑一歩手前でも日向は危険地帯、

熱中症には気を付けましょう。



水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『ポスト資本主義社会』から



ドラッカーは、

今のところわれわれは、

ばらまき国家という

合法の富の略奪から

逃れる方法を知らない、

という。



そして、

国家予算の歳出項目

それぞれについて

公益への貢献度を評価する機関、

しかも立法府や行政府から

独立した機関が必要だとする。



上田さんは、

求められているものは

事業監査の政府機関版であり、

もともと政治家とは、

すばらしい社会をつくるという

理想に燃えた人たちのはずである、

とする。





「ところが、


 もろもろのしがらみで利益誘導的になってしまった。


 国民の財産を守るべきものが、


 集めてばらまく役目を果たす羽目になった。」




(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅴ 変化を捉える 5 公的機関の役割の変化)


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