■第一の責任は育成■~戦後日本の雇用体制~
おはようございます。 昨日は夕方から春の嵐、 今日はぐっと気温が下がります。 温度変化にお気を付け下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ 人が充実感を持って働くことができた 日本における成功事例の特徴、 その5点目。 〇マネジメントの第一の責任は育成 戦後日本の雇用体制の特徴は、 終身雇用であり、 一旦就職すると解雇されないため、 一定年齢までは年功序列によって昇進がある。 そういった緩やかな環境の中で、 若い者の面倒を見、 育てることこそ、マネジメントの 第一の責任とされてきた。 「強力なリーダー教育がないが、 これが、波風を立てない小心な者を 育成するうえで理想的に見える。 わずか20年の間に、世界二位の経済大国を築いた 独立心に富む攻撃的なトップマネジメントが、 この制度で生み出されたとは信じがたい。」 ~「マネジメント【エッセンシャル版】」-第3章 仕事と人間 12 人と労働のマネジメント」