「労働(働くこと)」は、生理的、心理的、社会的、経済的、政治的の 5つの次元から見なければならない。 生理的側面から見ると、次のとおりであった。 人は同一作業により心理的にも生理的にも疲労するもの。 また、あらゆる人に共通のスピード、リズムはなく、 指紋の様に個人ごとで異なる。 人のこのような特性を理解しないと、仕事にとってベストな設計でも、 人にとっては最悪の設計になる。 ドラッカーは「仕事は均一に設計しなければならないが、 労働には多様性を持たさなければならない。」とした。 ●心理的側面 「人にとって、働くことは重荷であるとともに本性である。 呪いであるとともに祝福である。 それは人格の延長である。自己実現である。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 労働は、生活の糧として、また社会の一員として否応なく 課せられるものとして見ると重荷である。 しかしドラッカーは、働くことは、人が自分自身を定義し、 価値を測り、人間性を知ることができる手段であるとする。 さらに、 「ユートピアとしての労働のない社会が達成されるとすると、 そのとき、人は人格の危機に直面する。」と続ける。 人は働くことにより、自らの期待や価値を実現し その人格を確立していくんですね。 【マネジメントセミナーシリーズ】 ≪経営にマネジメントを!!『基礎から学ぶ戦略的PMO』≫ http://www.llc-intact.jp/pmosem.html ≪ピンチの中にチャンスを作る!!『中小企業緊急雇用安定助成金を利用した教育訓練』≫ http://www.llc-intact.jp/tyuusyoukigyou.html ≪【なぜ“マーケティング”を学ぶのか】「コトラーのマケーティング・マネジメント」セミナー開催!!≫ http://www.llc-intact.jp/marketing.html ≪ママドラ「主婦が使えるドラッカーのマネジメント論」≫ http://www.llc-intact.jp/mamadora.html ≪LLc.Intact≫ http://www.llc-intact.jp 私のランクは?