■心理的な次元■~呪いであり祝福である。~
仕事と労働(働くこと)とは根本的に違う。
ドラッカーはその労働には次の五つの次元があるとする。
その2●心理的な次元
労働とは働く人にとって、生活の糧として必要であり、
また、人が社会人として存在するという意味でも必要である。
これは、否応なく課せられるものである。
しかし人は、働くことを通してこそ、社会や組織の中での
自らの能力や価値を知り、人間性を知ることができる。
そのなかから、自己実現を目指し人格を確立していけるんですね。
「人にとって、働くことは重荷であるとともに本性である。
呪いであるとともに祝福である。
それは人格の延長である。自己実現である。」
(第3章 仕事と人間)
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