■仕事と人のマネジメント■~新しい挑戦~
「第3章 仕事と人間」でドラッカーは、知識労働者に関わる問題について指摘する。
現在、知識労働は複雑で大規模な組織で行われている。
なので、組織の外で働く知識専門家ではなく、組織で働く熟練した労働者と同種と言える。
そして、その組織に働く知識労働者に関する定義は不明確で、
仕事と人のマネジメントに関して、次の三つの挑戦に直面しているとする。
◎被用者社会の到来
◎肉体労働者の心理的、社会的地位の変化
◎脱工業化社会における経済的、社会的センターとしての知識労働と知識労働者の台頭
「組織における知識労働者の地位、仕事、貢献は、いまだ明らかでない。
知識労働のほとんどは、その生産性を測定することはもちろん、
定義することさえできない。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
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