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■キャプテンは、ボスではなくリーダーである。■~トップマネジメントはチーム活動~

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おはようございます。 薄暗い朝で、寒く感じるが昨日より暖かい。 グアムで殺人事件が起こった。 この事件で、幼い子供を守って、若い母親が犠牲になった。 残されたご家族の悲しみには、胸が詰まる思いがする。 数年前に秋葉原で起こった事件と似ている。 理由のない”無差別殺人”である。 現代病であろう、ここにも深い心の闇があるのだろう。 -------------------------- トップマネジメントがチームとして機能するための厳しい条件。 ◆全体の危機に際して、一貫して責任を持つキャプテンが不可欠である。 ドラッカーは、トップマネジメントは委員会ではなく、チームであるとし、そこにはキャプテンが必要であるとする。 委員会とは、参加メンバーが議題に対して意見を出し合い、多数決でより良き方向性を見出したりする機関である。 一方チームとは、メンバーの一人ひとりが固有のポジションに責任を持ち、組織の成果に向けて全員がベクトルを合わせて活動するものである。 したがって、チームにはメンバーを導くキャプテンが必要である。 ドラッカーはこのキャプテンとは、メンバーに対する指示管理を行うボスではなく、メンバーをけん引するリーダーであると定義する。 そのキャプテンの役割の重さは多様であるが、キャプテンは欠かすことのできない存在である。 "危機に陥ったときには、他のメンバーの責任を一手に引き受ける意欲、能力、権限を持たなければならない。 全体の危機に際しては、一貫した命令系統が不可欠である。" 「トップマネジメントは委員会ではない。  チームである。  チームにはキャプテンがいる。  キャプテンは、ボスではなくリーダーである。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)